2000年6月3日土曜日

多摩川丸子橋 うなぎ1匹画像あり

日時:00/06/03 場所:"丸子橋(川崎側)"
気温:27℃ 表面水温:25℃ 私の釣った魚:うなぎ1匹
同行者:単独

名作 迷作?ルアー リップが折れて殿堂入り

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よっぽど 印旛沼でのボウズが悔しかったのだろう、、、私 (笑)
仕事の隙間を掻い潜り 丸子橋2連チャンしてしまった
本来ならば 6/2 15時からのみの釣行だったのだけど
15時からケツ無しで 急遽仕事を入れてしまった
気分があまりにも釣りモードだったので、、内心「ちっ、、」とか思いながらも
どうしても進めなければいけない仕事なので
プロジェクトリーダーとしての責務も果さなくてはいけない
それでも釣りには行きたかったので(笑)
しんし君とちょっとだけやった
12-14の2時間のみ、、結果は、、、出るわけ無いので(笑) 6/2の釣行記は割愛します

丸子橋に到着したのは16:00 満水
やたらとバーベキューをしているグループが多い、、
河に飛び込んで泳いでいる人がいる、、、酒に酔っている?のか 素面なのか、、
多分 なんかの加減で命を落すのは ああいう人だろう
その人はあまり分かってないかも知れないが、
あなたの飛び込んだ水路の際、そこが一番水が汚い
生活廃水が流れ込んでくる所なんだよ、、、そこは
まあ 生き死にも自己責任でよろしく、してくれる人ならいいけど
得てして ああいったスタンドプレイ派はそうじゃない人間が多い
プールではないのだ ここは、、
都市部の河川だから水中の足元にはガラスの破片がある可能性だって高いし
汚染度も高いだろうし いきなり落ち込む所、
水温が極端に低い所、、そんな可能性もある
1人でいたら飛び込まないだろう?
ばかげたウケをとる為だけに 飛び込む奴は 悲しい

<どうも、、、話がそれる、、>

堰の下は釣堀状態で ほぼ50センチ間隔で5人ほど釣りをしている(驚)
いかに仲間同士 なおかつ釣れる可能性が高いポイントでも、、
私には真似も理解も出来ない
いかなるベストポイントでも 5人してルアーを投げていたら魚は寄り付かない
まったくもって不可解、、、
会話を楽しみながらワイワイやっているわけでもなく、
ただ黙々と堰に向かってルアーを投げている
その下流で何投かした後
私は以前から気になっていた堰の上に行ってみる
バス狙いらしい先行者がいるが、確信的にルアーを投げている感じではない
キャリアもある感じでは無さそう
その下手で私もバスルアーを投げ始める
水が死んでいる、底にはヘドロが堆積している感じ
鯉が河の中央部くらいで跳ねる
ここは。。鯉くらいしかいないのかな、、、と思いながらバズベイトにルアーを変更する
何投かした時 堰の方から来た中学生の男の子が話し掛けてきた
昨日誕生日だったと その中学生は話しながら プレゼントにもらったルアーをキッチリ投げる

持っていたベイトとスピニングは共にシマノのScorpion
「シマノ好きなんだ? いいよねScorpion」と話し掛けると
「ただ、スピニングリールだけはダイワなんです、」
とちょっとだけはずかしそうに返事を返す
並んで釣りながら彼と色々話をした
「バスはもっと上流にいるんですよ」「なるほど。。」
「京浜運河いいですよ 昼でもシーバス釣れるんです」「へ~」
「それも、、、マッドペッパーって知ってます?」「知ってるよ」
「マッドペッパーを巻いてくるだけで釣れる所があるんです」
「へ~ 昼に?」「昼に」
彼の小型のライブウェルが気になったので聞いてみると
「30センチのバスを飼っているんです その餌を網ですくって、、」
とライブウェルを開けて見せてくれた
中には色んな魚の稚魚が沢山いる
「色んな種類の稚魚がいるね~」「エビもいるんですよ」「ふ~ん」
彼に飼われているバスはある意味では幸せかもしれない
こうしてちゃんと熱意と責任を持って生き物を飼育する姿勢は好感が持てる
話し方もしっかりしているし 物事を明確に捉える姿勢もいい
中々楽しい出会いだ
私はフェニックスのアレックスにチェンジして川のほぼ中央まで遠投
ルアーをドックウォーキングさせてくると 彼はサミーを投げる
ほぼ同じ飛距離 キャストに無理が無い、、また感心した
そして綺麗にドックウォーキングさせてくる
単独の釣行も結構いいな、、、と思った
18:00をちょっと回ったところだけど 曇り空なので少し薄暗くなってきた
「堰の下に行って シーバス狙いにチェンジするね」
と彼に話し掛け 私は堰の釣り人密集地帯の少し下流
15m先にちょっと入組んだブレイクラインがあるところを陣取る
何しろ今日はナイトフィッシングに必要なヘッドライトが無い、気がかりはそれ
今後は昼しかやらないような時もヘッドライトを持っていこう
予定なんて変更するためにあるようなものだからね、
と 独り言

小粒のサイレントバイブレーションをターゲットミノーに変更
ターゲットミノーからダイワのシーバスハンター金黒Fに変更
さらに薄暗くなったので
ここのところ何かしらの魚は獲るコットンコーデルのレッドヘッドに変更
手元が結構見え難いくらいに暗くなったので もうルアーチェンジは無し、と思い
対 大物対策でダブルユニノット
19:15を過ぎた頃から潮が目に見えて下がり始める
狙いはブレイクライン 投げる ブレイクラインをかすめるようにゆっくりと巻いてくる
その繰り返し
ルアーの動きが乱れた、!、、、乗らない、
その次のキャスト狙いは同じコース
「ぐっ」乗った!「どん」「????????!!」
引きがやたらに重い、ロッドがバットから曲がる
寄らない、簡単には寄らない、、
それでも大胆かつ慎重に寄せる もう少しで魚体が見える!寄せる、
左隣で釣りをしていた人が側に来てライトで照らしてくれる
「!」ウナギだ!そして良く見るとテールのフックにも魚がかかっている 「!ダブルヒットだ」
あと一息で抜き上げられる、、、と言う時に テールフックについていた魚がバレる
魚種が判別できない、、、なんだ??シーバス?マルタ?
結局は確認できないまま 水中へと逃げていった、、
そして陸上には。
「ウナギ」43cmの天然物 今度は逃がさなかった 写真にもしっかり収めた
(アシストしてくれた シーバス用の7fスピニングロッドを振っていた方
ありがとうございました)

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しかしその後、ちょっと困った事に、ウナギにルアーのフックが掛かりながら
そのルアーを巻きつけたようにラインが絡みウナギの首?の部分を締め付けている
なんと、ルアーの外し難い身体をしているのだ、、、ウナギは、、
あんまりベタベタ触るとヌメリが取れて弱ってしまうので
極力魚体には触れないようにルアーを外す作業をする、しかし手元が暗く
(本当にヘッドライトが欲しかった、、)
なかなか思うようにいかない、そうこうしているうちにウナギがぐったりしてきた
まずいな、、、と思いながらやっと外す
しかし時すでに遅かったのか、ウナギはぐったりと横たわる、
どうしたものか、、、とちょっと考え ricaさんに電話を入れた
「またウナギ釣っちゃいましたけど いりませんか?」(笑)
まあ何でricaさんかと言うと 料理が趣味の1つと聞いていたので
ウナギもサバク?かな?と思ったからなのだが、、
その後専務さんとも話し、結局はここの現場処理(笑)にする事にして電話を切った
さて、、、どうするか?自宅に持って帰るには、距離がちょっとある、
鮮度が落ちてしまうだろうし、、
今 近くで釣りをしている誰かにもらってもらおうか?
と ひとまずコンビニの袋をガサゴソ取り出した
そして ウナギをぐっと握ったら、「ぴくっ」と動く 「お?」と思った次の瞬間
ウナギは息を吹き返し自力で水中に戻って行った
安堵と驚愕
ウナギを食べると精が付くと言われるが まさに素晴らしい生命力
仮死状態から「、、このままだとマジに食われる(-_-;)」
と思ったかどうかは定かでは無いが(笑)
もしかすると薄目を開けて逃げ出す機会を窺っていたのかもしれないが(笑)
ともかく 「並みの魚では死んでしまうような状況でも生き残るタフさ」を見せ付けられた
ウナギ恐るべし!
しかしまあ 先月の満月の夜に初めてウナギを釣って驚き 滅多にないよなぁ、、、と思っていたのに
新月の2日目にまた釣ってしまった、、、泳いでいて偶然かかった、、と言う感じじゃない
でも、、、もしかすると?交尾目的で、、 異性だと思って絡んできたのか?とも思う
なぜならば 人間の常識で考えると
ウナギの食べ物としてはこのルアーは大きいような気がするからだ、、


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そしてルアーを結び直し、数投後 駆け上がりを引いている時に リップが壊れてしまった。。
このルアーには本当に魚を惹きつける何かがあったと思う
(多分このルアーが作り出す「水流」がキモだと思う)
思いっきりメイドインUSAの単純なルアーなのだけど
やはり古くから存在し今も残っているルアーは凄いんだな、、、と思い知った
どこかで見かけたら また購入しようと思う
その後は 柱になるルアーが無く、、シーバスハンター金黒を投げるが 反応なし、、
集中力もちょっと途切れ、潮も中途半端に引いてきた
腹も減った、、

21:30ストップフィッシング

丸子橋を後にした
多摩川園の神社でお祭りだった
ポップコーンを買った

さて、、久しぶりにギルに行ってシーバス用のルアーを仕入れなくては、、



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