2001年3月24日土曜日

西山徹さんを天国に送る会

2001年03月24日 西山徹さんを天国に送る会



~西山徹さん死去~

そのウワサを知ったのは3・3の夜、ネット上のとあるサイト
まさか、、と思い
西山さん縁のサイトをチェックしてみるが、公式発表は無い
ガセネタだろうと、
ピーターとオオカミじゃないけど、、
そのサイトは
驚くような真実と、紛らわしい虚実が混在する
心の片隅で、もしかしたら本当なのかな、、
と思う事もあったが、
何よりも
「信じられない、信じたくない」と言う気持ちの方が強かった
様々な事が気になりながら
まさかな。。と言う気分で
関連サイトをたまにチェックしていた、そんなある日、、
TV大阪のTheFishingのサイトで
「西山徹さんを天国に送る会」の告知を発見してしまった。
非常に残念でならない、、


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ここ数年でバスフィッシングを始めた人には
西山さんの馴染みの薄いと思うが
西山さんは日本のバスフィッシングの草分けの一人である。
その活動は、バスだけにとどまらず
所謂、ゲームフィッシングの流布に尽力した方なのだ。
西山さんの書いたバスフィッシングの入門書が教科書だった
と言う人も多い
私もその中の一人だ


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悔いなく
逝く事が出来たのだろうか?
それは本人にしか分らない



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「ありがとうございました」
西山さんのおかげで
バスフィッシングと出会えて
本当に良かったと思います

2001/03/24
「黒鱒の館」管理人

2001年3月21日水曜日

黒鱒の館第四回OLM~春の始まり印旛沼編~

 
日時:01/03/21 水 06:30-17:30
場所:"印旛沼・アサヒナボート近辺"
気温:10-22℃ 表面水温:11-16℃ 水質:しるこ色
私の釣った魚:0 同行者:higaさん・ricaさん・専務さん・しんし君:0


久しぶりの釣行だ、、
2000年の釣り収めが12月13日だっので
3ヶ月以上オフ・フィールドだったわけだ。
朝の5時ちょっと過ぎに、東関道の四街道I.Cでhigaさんと合流
西部印旛沼アサヒナボートを目指す。
アサヒナの駐車場に到着して、ちょっとして、ricaさんと専務さんが登場した
2001年の釣りのスタートだ
私と、しんし君は馴染みのある印旛沼だが、
higaさん、ricaさん、専務さんの3人にとっては、未知のフィールドだ。
ひとまず記念撮影(モザイク入り(笑)

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アサヒナ周辺をぐるりと見回す
ボートハウス側の土手が整地されて綺麗になっている
仮設トイレが新しくなっている

印旛沼は野鳥を撮影する方々のメッカ?でもあるようで
カメラで熱心に野鳥を追っている人も多い。
確かに、注意して鳥を見てみると、普段は見ないような鳥が多い

水面を見ると、生命感は薄いが、今の時期の印旛沼の普通な状態だ。
ただ、アサヒナ前の葦は去年同様背丈が低いままで、、
実は、、一抹の不安を覚えた。
と言うのも、私がもっとも好きで、得意な場所は
まさにボートハウスのすぐ側の葦近辺だからだ。
葦の背丈が低い、、と言う事は
バス側から見て、カバーとしての魅力が激減したという事だよな、、、
実はその後
一抹の不安は確信に変わる。

印旛沼でのタックルセレクトは、迷わない
フィールドの個性が強いためだろう。
一応、4セット用意したが、メインは3セットのつもりだ。

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ロッドは全てオールスターロッド
左から
BCM-6(6f BHシャッド用として使用
SBR-1(6f4in マーシュを結んで予備タックル
SJ-1(6f10in テキサスリグ用
CSM(6f6in スピナベ用
リールはABU4600クラスをメインに、スピナベ用にはQUANTUMのマグ、左巻き
スピナベ用にマグブレーキを選択する理由は、ここに書くまでもないが、、
向かい風でのキャストの頻度によるからだ。


さて、

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AM6:30 フィッシングスタートだ


モーニングバスを狙って、自分の定番ポイントに入る
水面は穏やかだ。
プラグを投げる
私の印旛沼サーチ&メインベイトのBHシャッド
今まで印旛バスの80%は、実にこれで釣っている
絶対の信用があるルアーだ
12年前も、去年もその効果は変わらない。

印旛でのキャスト回数は、低く見積もっても
きっと津久井湖でのキャストの2~3倍だろうと思う
もしかすると、もっと多いかもしれない。
印旛の水深の無さと、キャストディスタンス故だろう。
数投して、異変に気が付く、、、
葦が短く刈られている事以外に、
小枝を束ねた新しいオダが、大量に水中にある事だ。
以前、岸幅20mに対して崩れオダが2~3箇所だったのが
実に、その3倍くらいの密度で沈みオダがある。
去年までのつもりでプラグを引いてくると、、、
とんでもなくオダに捕まる。
、、、、
オダの投入は、バスの為ではないと思うが、
オダの投入により魚の付き場を増やそう、と言うのが大きな理由だと思う
実際、印旛のバスの個体数は激減していると聞いている
それは、食物連鎖のピラミッドが安定した、と言う事でもあるのだが、
その他の魚も、減少傾向にあるのでは?ないだろうか。
詳しくは分らないが、
この大量なオダを見るとそう思う。
そして、もうひとつ気が付いた事があった
葦が刈られた事との因果関係は分らないが、
ほんの数センチ、岸際の泥の堆積が増えて ほんの数センチ浅くなってはいないか?
確かに水位は、-4cmくらいのような感じだけど、
その分を差し引いても、そのポイントは確実に浅くなっている。
センチ単位の変化が何か大事?なの?と思う人がいるかと思うが、
印旛沼は浅い
基本的に水深1mとして、一番深くても2m
しかし、その2mと言う場所は「特殊」なのだ
極端に単純な比率で考えると
印旛沼での2cmの減水は、津久井湖での40cm~50cmの減水に相当する
本当に極端な考え方だけど(笑)
そして結論としては
私のポイントは、成熟したポイントでは無くなったと言う事だ。
過渡期のポイントになってしまった、、
ベストシーズンに再検証の必要があるが、、
以前の爆発力を持つには、葦の背丈が伸びる事と、オダが馴染む事が不可欠だ。

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6:30~8:00まで、休むことなくキャストを続けた
水温は11℃ この時期の朝の水温としては普通だ。
以前はこの水温でもルアーを追ってくるバスがここにはいたのだが、、
さて、、様々な状況変化で、そのアクティブなバス達は何処に行ったのか?
回遊ルートを大きく変えると言う事は無いような気がするので
もしかすると、気持ち沖目になったのだろうか?
千葉の杉花粉は野性的で力強い(笑)
まったく眠ってなかった事と、花粉症爆発で睡魔に襲われる、、
ボートに仰向けになり、空を見上げる
そのまま2時間眠ってしまった。
、、10時に目を覚ますと
周りには誰もいない

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目を凝らして対岸を見てみると
どうやらhigaさんらしい人影がある
多分新川の方に皆は行ったのかな?と思い私も新川に向かう。

皆、黙々とそれぞれのゲームを続けている
ricaさんと専務さんの船が、印旛沼に対して一番困惑しているように見える。
そうだろうなぁ~、、、
何処にも似ていない独特のフィールドだからなぁ(^-^;)
う~ん、印旛に対してネガティブな印象もっちゃったかなぁ~(^-^;)
と、気になる

思えば、私の初印旛体験はラッキーだった
爆釣ではなかったが、グッドサイズを数匹釣り上げ
印旛バスの「どっかんファイト」を最初から体験した
当然、その水深の無さには驚愕したが、、
そしてその後 プラグでのグッドサイズの数釣りの体験
「印旛でアブレ無し」
と言うイメージが自分の中にある
打率は7割くらいだろうか?

昼の時点で気温は20度を越えた
水温は15度
この水温のまま夕方の「凪」を迎えれば、、、
アブレる事はないはずだ
予定通りの「凪」が来れば。。


水位観測所をやってみる
普段は見えない水中に張られている板が見える、
水深が若干落ちている事と
水温が低いので、水が多少綺麗なのだろう(綺麗と言っても、マッディだが、

その他の場所もやってみる
杭打ちも当然やってみる
矢板打ちもだ
反応は無いが、、
この時点では焦りも無い
この時期、その事が特別な事ではないからだ。
私がこの時期狙っているバスは
回遊性のアクティブバスだ
居着きの待ち伏せバスは狙わない
この時期はそいつを狙うと外す事が多い
餌に対して、非常にセレクティブだからだ。

15時を過ぎると風が出てきた
その後どんどん強くなるが、
これも特別な事ではなくて、通常通りの事なのだ。
この強風があるから、その後の凪状態での岸際が生きてくる
プランクトンやら、小魚やら、流されて
それを狙ったバスが群れで岸際に入る
そのバスはアクティブで強気だ。
ただ、必要不可欠最重要な要素は「凪」なのだ
強風で攪拌された水が落ち着きを取り戻し
バスの視界と側線がクリアになり、、と言う状態。

さて、その凪なのだが、、
本当にたまに、日没後まで待たないとこない時がある。
そんな日にあたってしまったのだ、(^-^;)、、
実は、、、
残念な事に全員ボーズだ

ついてね~、、、ヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ
止まない強風下
私と、higaさんはボートを出した
水面はうねり、かなり荒れている
その中でも葦原に風がブロックされて静かな水面がちょっとだけある

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過去にこんな強風下
そういった場所で何度か釣っている
ただ、今回残念な事は、、
葦が刈られて
カバーとして弱くなった事だ。
この葦の背が高ければ、、、
スピナベを投げるhigaさんにあたりがあった
それは葦原の後ろ
ピンポイントで水面が穏やかな所だ

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その後17:30まで粘ってはみるが、
風は止む気配も無い
あきらめて納竿。
さて、バスは何処にいたのか?
( ̄ー+ ̄)
実は分っている
でも、そこを狙う専用タックルじゃないと狙えない、、
ヘビーカバーもヘビーカバー
折り重なった葦の下
水深は40cm

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例えば、こんな所の下にいるのだ

2oz位のフロリダリグを
エキストラヘビーアクションのフィリッピングロッド
で使えば、狙えなくもない。
ヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ(笑)

と言う事で、2001年の初釣りはボーズでスタートした
このままだと「黒鱒の館」ではなく
「散財の館」(笑)ですよ~と
higaさんが言っていたが
それもそうだな~ヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ(笑)
管理人に至っては
ナマズばっか釣ってる(笑)と
後ろ指さされないように(笑)
頑張ろうっと


今年はバスを釣りますよ、私
しかも価値のあるバスを。
え?何?今、津久井湖釣れてないって?
( ̄ー+ ̄)
いいじゃなぁ~い
釣れないところで釣ったらヒーローだよ
底力見せてやろうじゃないの( ̄ー+ ̄)
でも、その底力って
「釣れなかった言い訳の文章力UP」って事じゃないよな?
って声が聞こえてくるような気がしないでもないが(笑)

2001年シーズンイン


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