2000年11月15日水曜日

津久井湖 黒鱒の館OLM

日時:00/11/15 水 場所:"津久井湖中下流部"
気温:15-17℃ 表面水温:13-14℃ 水質:やや濁り
同行者:ricaさん、専務さん、higaさん
私の釣った魚:0

さて津久井湖だ
higaさんからの指摘で「気がつけば丸子橋サイト」(笑)
そうなのだ今年は丸子橋にハマッテしまって
黒鱒の館ならぬ
鯰の館(笑)とか、鱸の館(笑)
丸子橋推奨サイト(笑)になっているのだ
まあそれはそれだけど

と言う事で津久井湖OLMだ
夏に「丸子橋Deオールナイト」をやって以来
黒鱒のOLMとしては第2回だ
今回はricaさん、専務さん、higaさん、管理人の4人でのOLM
ricaさん、専務さんとhigaさんは初顔合わせなのだ
今回の津久井湖は中村ボートから出船
私は一番乗りだ
時間は7:30
あたりを見まわす

001116t0017-1001116

001116t0018-1001116

001116t0021-1001116

なんとなくいい天気でそんなに寒くもない
中村のおじさんと「最近はどうです?」
「、、そーだねぇ~、、」
「良くないんですね 季節が季節ですからねぇ」
おじさんがノートを取り出してみせてくれる
ここのところは一日一本みたいだ
基本的にヒットルアーはラバジ
まあ、そうだろう
「豚小屋下と鐘淵で出てるよ」との事
なるほど
岩盤パターンなわけだ
今の時期は気温の変化が結構あるから
冬とも秋とも言えず難しい
冬になりきってしまえばそれなりのやり方があるし
秋なら秋のやり方がある
比較的そのどちらにも対応できるのは岩盤パターンだろう
と言うか縦ストラクチャーパターンだ
何故か?と言えば
単純だ
縦の移動でバスはより適した水温層に行けるからだ
これがシャローフラットだったら バスも大変だ
適水温がある所まで縦の移動と横の移動をしなくてはならない
と言う事はおじさんとの話しから分かった
分かったけど 今はそう言う釣りをしようと思わない(笑)
こだわったのは 比較的暖かかったので
やる気のあるバスを求めての「シャロー及び中層の釣り」だ

太陽が顔を出す
時間は8時だ ricaさん達は町田あたりで渋滞の中だ

001116t0020-1001116

001116t0023-1001116

001116t0022-1001116 

さてさて今回用意したタックルは3セット
ScorpionXT1582R→SH60SP(サスペンドタイプのシャッドプラグ)
バイタルステックの5f6inL→WeedMaxの新色3/8oz(スピナベ)
ixorneVSのML→ミートヘッド4in・プロブルーのダウンショット

001116t0019-1001116

中村ボート側から串側放水路方面に流していく
ボトム付近の釣りは放棄しているのでどんどん進む
反応は無い
しかし
やる気はある
そして放水路正面に入る

001116t0025-1001116


001116t0024-1001116 

しばし色々やってみる
SH60SPで広範囲を探る
ニーリングもしてみる
WeedMaxでも色々やってみる
落とし込む ボトムを這わせる
中層キープ ボトムバンプ
ふーむ、、、なんの反応も無いなぁ~
ダウンショットもやってみる
ワッキースタイルも試してみる
ラバジに変更してみる
う~~ん。。無反応

今度は中村対岸に移動
この辺は矢口ボートの桟橋があったりシャローもあったりして
結構面白いところ

001116t0029-1001116

001116t0028-1001116 

底の形状は把握しているので
水中の固いストラクチャーを意識しながらの釣り
うーむ、、バスは今自分がメインで釣りをしているよりも下にいる気配
多分水深7M~8Mかな~ 経験上からの推論だけど
となると、タックルのセレクトがまずかった事になる
実は前日最後まで迷ったのがタックルセットだ
ジグロッドを持っていくかどうか、、迷った上で
結局はシャローエリアを釣るのに適したロッドを選択したのだ
まあ、、それが好きなスタイルなのでいいけど
「バスを釣る」と言うのが全ての目的ではないから
それでいい
いいと思いながらも
「やっぱりジグロッド持ってくれば良かった」(笑)と思った

9時にricaさん、専務さんが津久井湖に登場した
二人とも津久井湖は初挑戦に近い(専務さんは中学生の頃来た事があるとの事だ)
二人のボートの中を見て思った事
「荷物が多すぎる(^-^;)」
専務さんは大きいので あの荷物じゃ身動きも取れない う~ん。。
二人ともタックルボックスが大きいので更にスペースが無い(笑)
そうか~、去年ターボ君にバス釣りを教えていた時は
ターボ君のタックルが少なかったから何とかなっていたのだ
男2人が同じボートに乗っていても釣りが出来た
しかし、何度か行くうちにターボ君のタックルが増殖していった
それからは同じボートでの釣りは結構キツクなったのだ
ricaさんも専務さんもタックル持ち(笑)だから
タックルをセレクトしなけりゃ そりゃあボートの上は狭くなるなぁ

しばらく話しをした後
私は対岸水中島と豚小屋下に向かう

001116t0026-1001116 

水中島をまずやってみる
う~~~~ん。。無反応
ワームでねちねちやればもしかして?と思わない事も無いけど
今やそう言うのは性に合わない
スピニングタックルも持って来てない
で、今度は豚小屋下を流していく
基本的にはラバジのフォーリング
ピッチングして岩盤フォール~着低~ピックアップ
を繰り返す
たまにSH60SPを使う
オーバーハングした樹木の入り組んだところへは
スピナベorラバジ
ねじ込み方も静かに入れたり
スキッピングで奥の奥にねじ込んだり
でも
う~~~~~ん。。今の所 無反応

にしてもhigaさんがこない
?寝坊か??
と思い何度かメールを入れる
中村ボートから出船する赤いジャケットの男性がいる
三井大橋の方に向かっている
?!higaさんぽいなぁ~
更にメールを入れてみる
う~~ん 反応がない

また放水路方面に戻る
なにやらricaさんたちのボートから怪しいコードが出ている
「それは?」
「魚探ですぅ~」
あ~~そうだ ワンダースワンだ
話しを聞いてみると どうやら意外なほど性能はいいようだ
「今 水深25Mですぅ~ 水深15M付近にお魚がいますぅ~」
とricaさん
なるほど~ 面白そうだなぁ~ 買おうかな~やっぱりワンダースワン。。
でも実はホンデックスのやつで目をつけているのがあるんだなぁ~実は。

メールのセンター問い合わせをしてみると。。
あらあら何処に引っかかっていたのか
higaさんのメールが入っている
やっぱり三井大橋方面に向かっていた赤いジャケットはhigaさんだった
返信メールを入れると「こちらに向かいます」との返事

さてそうして今回の黒鱒の館OLMの面子が集まる

001116t0030-1001116 

黒鱒の館バスダービー1位と2位の初顔合わせ
この写真はricaさんの誕生日(一週間前)プレゼントに、と
higaさんがハードルアーのケースを渡し
「好きなルアーおひとつどうぞ ただしズイールは勘弁して下さい(笑)」
と言っているところ
ricaさんステイシーをGet!♪
ならば私もあげましょ~とケースを差し出す
選んだのはダイワのチタンリップのサスペンドミノ-
う~~~んさすが、、高いのはすぐに分かるらしい(笑)
と言う事で誕生日おめでとうございます

和やかなOLM
しかし バスは出ない
しばらく皆串側放水路近辺でねばる

そーだなぁ~
なんと言うか
今の自分にとって「絶対バスを釣りたい」と言う気持ちは薄いのだ
「バスを絶対に釣る」と言う事を目的にするならば
もっとまじめに(笑)釣れる方法を選択するだろう
釣り方も分かっているし。
津久井湖に通って、、ブランクはあるけど11年だ
「何が何でもバスを釣ってやる!」と思っていたのは最初の2年
月に5回は津久井湖に通っていた
マジに
釣り業界に足を突っ込んでもいい!と思ってもいた
でも今はいいんだ
ずっと楽しみながらやって行きたいんだバス釣りを
好きな事を仕事にするのは 今の仕事だけでいい。

higaさんと色々話しながら 場所を移動する事にする
ひとまず三井大橋方面を目指す

そして失態が待っている

行きがけの駄賃のように中村ボートの横のコンクリート護岸の辺りをやってみる
実はこの時期ハードルアーを通す価値が結構あるからだ
何故なのか?は
「水通しと太陽光」にキモがあると思うからだ
何度か通してみる
もしや・・・
と思い護岸を外したところに投げてみる
ぐりぐり ぐりぐり。。
「ぐっ」とルアーが押さえ込まれた。。
?!
根掛りか?
と思った次の瞬間横に走る!
!うわ、、バスだ
合わせ間に合え 合わせ間に合え!と合わせる
乗った?!乗ったか??
更にラインの方向が変わった時。。。
ラインの先の生命感が無くなる。。
。。。。。。。。。。。
思わず声が出る「あ~~~~~~~~~~~~~くっそ~~~~~ぉ」
重みから判断するしかないけど。。
推定は40UPだと思う、、、
後の祭りだ

あまりに悔しかったのでhigaさんに電話する
それでも悔しかったのでricaさんにも電話する(笑)
これですっかり集中力が途切れてしまった、、、
いい時期ならまだ食ってくる可能性がある。。
しかし今の時期、そしてこれから
本当に貴重なワンバイトなのだ。。。
そこで獲れなければ終わりだ。粘っても無意味

せっかくきたワンバイトを逃したショックは大きい
ましてや、自分の選んだ釣り方だ。。
油断大敵

その後本当に久しぶりに三井大橋近辺に入ってみる
小雨がパラついてきた
水流が鈍い
橋脚にアオミドロが付いている
思えばこの低活性 水流が無い事も関係しているだろうと思う
風も無い

001116t0032-1001116

001116t0031-1001116 

タルジグのしゃくりやら何やら、一通りやってみる
まあ。。無反応だ

雨脚が多少速くなったので橋脚の下で雨宿りだ
なんだか、落ち着く
自分が今 そこに居るのがとってもいい気持ちだ
津久井湖を見渡す
やっぱりいいなぁ、、、と思うのだ
なんでこんなに惹かれるのか?は 正直言って分からない
気まぐれなリザーバーだし
二桁釣行なんて 本当に稀にしかないし
思うようにいかないし
でも 好きだ

001116t0027-1001116 

理屈じゃなくて 惹かれるモノはあるんだ
何にでも
そして例えば、好きなる理由を実は解析出来ても
それは意味の無い事だ
そう思うのだ

時間は15:30
後30分で上がりだ
ricaさん、専務さんに声をかけ
中村ボート付近に移動する

さて、上がりだ
ん?higaさんの姿が見えない??
どうやらまだ湖上だ
「今日はお疲れ様でした~」とricaさん、専務さんと挨拶交わし
私は陸っぱりに向かう(笑)
どうにも、ボートを降りた後 陸っぱりしないと落ち着かない(笑)
食後のデザートみたいなものだ

17:00ちょっと前になってhigaさんが戻る
私は陸っぱりしながら higaさんと話しをする

と言う事で
第二回黒鱒の館OLMは全員「ぼーず」(^-^;)で幕を閉じたのである
しかしこのままバスの顔を見ずに終わっていいのか?
「否」である
なので皆さん、年内に再チャレンジしましょうか?
ふっふっふ
ひとまずは、お疲れ様でした^^/

index01