2000年8月2日水曜日

津久井湖 黒鱒の館OLM

日時:00/08/02 水 場所:"津久井湖"
気温:27-33℃ 表面水温:25-27℃ 私の釣ったバス:0
同行者:しんし君/4 ターボ君/0 新人君/0 現地合流higaさん/2

串川放水路

夜明けはすっかり遅くなったなぁ
なんて思いながらターボ君としんし君を待っていた午前4時
どうやらターボ君寝坊したらしく
「遅れています」とメールが入る
外の様子をぼーっと見て
約一月前の津久井湖釣行の時と比べて
夜明けが遠くなったと実感する
5時ちょっと前に私宅を出発
今回は初参加の新人君「アキモト」を拾いに向かう
アキモトは私の最寄駅から2つ先に住んでいる
年は私とぴったり一回り違い、12歳下なのだ
今回始めてのバス釣り 道具は友達から借りたらしい 釣りの経験はほとんどない
性格は明るく人懐っこい
ターボ君といいコンビなのだ
そんな4人で津久井湖に向かった
途中でhigaさんにメールを入れると
「もうやってます」との返信
そうなのだ 今回は「生higaさん」と初顔合わせするのだ
楽しみだな~と思いながらも私達は矢口釣具店で道草(笑)
津久井湖に着いたのがほぼ6時だったので
アライブシャッドの「つれるぞ~」でおなじみの矢口釣具店が開いていたのだ
今日はしんし君の誕生日だったので
アライブシャッドをプレゼント
自分の分も購入 ついでにレジにあった
「つれるぞ~」のおやじさんの似顔絵シールももらってくる
そして中村ボートさんに到着
きょろきょろ見回してもhigaさんらしき人影はないので電話する
どうやらhigaさんは三井(みい)大橋の橋脚あたりにいるらしい
しんし君は竿一本なので
速攻で串川放水路の向かって左手側のトンネル跡のあたりに向かう
ターボ、アキモト組みはそれに続く
私はひとまずタックルのセットを始める
今回は先週の土曜日に購入したScorpionXT 1581Rをメインで使う予定で
その他には、バイタルスティック、ixorneVS、ザウルスのベイト
スピニングはモスバックス
以上の5セットを準備する
一年以上使っているのはバイタルスティックだけで後の4セットは1年未満
以前と比べバス釣行の回数が減っているので、どの竿もまだまだ未知数な部分が多い
今日は汎用性も試すつもりで、色々ルアーを付け替えて使ってみようと思う
人が多い
夏休みだから陸っぱりも多い
串川放水路のあたりは密集している
思えばここでの釣りは記憶に無い
何故かこの10年以上の津久井湖通いの中で
寺下~寺下ワンドは来る事がなかった
「人が多い」と言うイメージがあったからなのだろうか?
その理由は自分でもよく分からないけど
実質初めての釣り場なのだ
ひとまず様子見で
中村ボートの下流、放水路の右手側に入ってみる
バスはいる事はいるけど ポイント的にはプア―な印象
水深、底質を探るために 1/2ozラバジを放る
結構なだらかに落ちている場所が多い
岸の見た目がそのまま水中に続いていると言う、地形の基本そのままみたいだ
すり鉢状に-20m強くらいまで落ちている感じ
目に見えるストラクチャーも弱い
せいぜいちょっとだけある岩盤くらいか?
見切って しんし君たちがやっている対岸へ向かう
ストラクチャーが豊富
岬あり岩盤ありトンネル跡あり係留ボートあり倒木あり
狙いやすいポイントが結構ある
しかし底の変化がどうなっているか?は初めてなので分からない
便利な魚探は使わない持ってないし(笑)持つ気もあまりない
何故か?と言うと
自分にとってのバス釣りは「野生に戻る(笑)」事であるからだ
自分の持つ知識と勘と経験から色々割り出す事も楽しみのひとつだからだ
よく「意外、、」と言われてしまうけど しかたない、、
ある意味での不自由を楽しんでいるからね
それと、よく行っているポイントの地形は減水時に克明に記憶しているって事もある
昔もっと真剣に(笑)バスフィッシングをやろう、
トーナメントにも出ようと思っていた事もあった
その頃は欲しかったかも知れない色んなもの、、
でも今の自分のスタイルには不必要な感じがするのだ
フル装備の方々に尋ねたい事もある
「何も持ってない頃の釣りの方が楽しくなかったですか?」と
そこには想像する余地があったと思うから。
※まあ相変わらず横道にそれてしまったけど釣行記は進んでいきます(笑)
しんし君がバースデーバスを釣り上げる
サイズは25cm
すっかりモノにしてしまったノーシンカーワームでの一本
私はと言うと
岬の横の岩盤にSH60SPパープルウィニ―を通している
一応ノーシンカーワームをセットしたタックルがあるけど手が伸びない(笑)
ひたすらぐりぐり巻きあげる
ScorpionのXT1581R
これが、あまりにハマル
小型のハードルアーをやるには凄くいい
巻いていて気持ちがいいから さらにそればかり投げる(笑)
ルアーを通している水中にちょっとだけ張り出した岩盤があるらしい
一番潜った時点でそれにからむのが感じられる
水深2.3m付近だろう
それにコンタクトさせてヒラを打たせる事を意識しながら巻く
あたるときと当らないときがあるので 本当にちょっとした張り出しなのだろう
ヒラを打たせた何度か目に魚が乗る
感触的には掛かりが浅い。。
ジャンプ一発でフックが外れる「あ~~~・・・」
サイズは結構いい見た目40cmくらいか?
気を取り直して今度は逆サイドから岩盤を打つ
やはりヒラを打たせたその後、乗る
でも今度も掛かりが浅い、、
まずいな~。。と思うまもなく
またもジャンプ一発
先ほどと同じようなサイズのバスが魚体をひるがえし水中に消えていく
でも?なんでだ?と思いルアーを見てみると
テールフックが「ナマクラ」になっている
、、、、、、、、、、、、う、、、、
私はよくハングアップのテクニックを使う
固いストラクチャーにわざとルアーを掛けて外してイレギュラーダートさせるやつだ
思えば、針先のチェックをおこたっていた
フロントは交換したばかりで問題なかったのだけど
テールは針先が「なまって」いる
これじゃ乗っても掛かりは甘い
教訓:針先のチェックをお忘れなく。。
時合を過ぎたのか、場所を荒れさせてしまったのか その後は沈黙
ターボ君とアキモトは場所移動のためかその場を離れる
※後で聞いたら出船1時間で釣りをやめて(^_^;)
2人で津久井湖近辺探索の旅に出たらしい
宮が瀬ダムにも行ったらしい※
higaさん方はどうかな?と連絡を取ってみる
一本ばらしで、このまま回遊バス狙いで三井大橋にいますとの事
しんし君は黙々とノーシンカーワーム
今日は何使ってるの?と聞くと
「ケンのソルティーブラッドですよ~」との事
それに2本目が出る、25cm
トンネル跡横の倒木には40cmOverのバスが4匹べったりと枝に寄り添っている
ルアーなんて見向きもしないし
仮にロングディスタンスでのアプローチをしたところで、、
その複雑に入組んだ枝の中にルアーを入れる事は不可能
そしてそのバス達はルアーをよく知っている感じがした。。
バスのストック量はかなりのものかも知れないこの串川放水路近辺
しかし陸っぱりがしやすいために人も多くプレッシャーも高い
ルアーにすれているバスも多い
ふ~む。。と思いながら放水路の近くに寄ってみる
いるのだ。。50cmOverが、、 それも結構いる。
何匹かの群れでゆうゆうと泳いでいる
ためしに私もノーシンカーワームを投げてみる
フリーフォールには目もくれない
では、これは?と思い 着水と同時に高速リトリーブ
反応をしめし追ってくる
が途中で反転する。それを何度か群れごとにやってみる
反応は同じ
「食う」にいたるまではちょっと条件が足りないのだろう。
それが何か?分かりたい
オープンエリアでは何かにコンタクトさせてのイレギュラーダートは出来ない
ロッド操作でのアクションが必要になる
要研究
そしてまた岩盤に戻った
昼近くになり西の空が雲で覆われてくる
一雨来るか?そんな事を思いながら
ワームを投げてみる
思えば随分スピニングロッドでの釣りなんかしていない
いざルアーを投げると言う動作の上においての工程が面倒な事もある
ベイトリールをメインにしている人なら分かってもらえると思うけど、、
ベイトの方が手返しが圧倒的にいい
それに慣れてしまっていると スピニングはかったるくてしかたない、、
アキュラシーの誤差も大きい
大げさに言えば、ベイトならミリ単位で修正が効く
しかしスピニングはセンチ単位だと思う
A型の自分には我慢できない(笑)精度なのだ。。
でもちょっとずつでもスピニングも使って行こうと、最近また思い始めた
ライトタックルの楽しさも見出したいな。。と
でも、やっぱ駄目だ~と、放り出すかも知れない(笑)
そしてhigaさんの登場である
カップルでの登場
カップルでの
カップルでの(しつこい(笑))
事前にメールをもらっていて女性同行と聞いていた
「彼女ではありません」とhigaさんは言ってたけど
本当にそうなのかなぁ~?(笑)
まあそれはよしとして
higaさん登場です
事前に写真で顔は知っていたけど やっぱり不思議
higaさんが黒鱒の館に登場したのは確か。。今年の3月くらいだったと思う
ネット上で知り合って5ヶ月
生higaさん(笑)を見たのは初めて
28歳にしては落ち着いた物腰
話もそこそこにhigaさんはルアーを打ち始める
キャストに無駄が無い
スピーディーだし精度も高い♪
higaさん上手い♪さすが黒鱒の館バスダービー上位者なのだ
以前higaさんと話題にしていた「リビングデット」と言うTop用のルアーも見せてもらう
その形状を見ればナルホド納得、
リビングデットなアクションをするだろうと思えるルアーだった
雨雲が広がり突風が吹いてくる
higaさん達はボートハウス方面に退避
私としんし君は湖上の岸辺で待機
ぽつぽつと雨が降ってくる
雷が近づく
雨脚が速くなる
しんし君は雨具をもってこなかったので岸にボートを付け木立の下に退避
私はポンチョを着てボートの上で待機
雨に打たれる
何となく色々考え事をする
陸っぱりの少年達もくもの子を散らすように退避
雨に打たれながら
何となく気持ちいい
一時激しく降った雨も上がり 上昇していた気温も下がる
バスの活性がちょっと高くなる
これで風が無くてぽつぽつ降り続いてくれるのがベストなんだけど これは通り雨
やがては強い日差しが戻る
放水路からはゴーゴーと濁った水が勢いよく出ている
このワンドは不思議だ水流がころころ変わる
本湖の流れと放水路の水流の相関関係だと思うのだけど
何となく不思議
奇しくも後でターボ君が言った言葉が的をついている気がした
それは「あそこって、釣堀みたいじゃないですか?」
そうなのだ そんな気がする 独自の文化をつくっている感じがする
例えば同じ国なのに、その中に衣食住が完結する異文化の匂いがするのだ
そこで釣り始めると移動する気にならないのは
妙な居心地のよさ?と言うか同じ場所なのにステージが勝手に変わってくれる楽さというか。
それがあるような気がする
しんし君がまた釣り上げたバスは18cm ジグスピナ―で釣ったとの事
朝から釣っている範囲は狭い
30mくらいの区間をずっとやっている
でも釣れる魚がいる
やっぱり不思議なところだ寺下。
higaさんからメールで「1本ちっちゃいけど釣りました」との事
私はスピニングをものにしようと無理して(笑)使っている
サイドキャストに変更すると、
まともに飛んでいく事が分かったと言うか思い出したと言うか(笑)
イモグラブでスキッピングなんかもやってみると
小バスが興味を示す
スキッピングさせて早めに巻いてダートさせると更に追ってくる
止めるといきなり興味を失うみたいだ
ふ~ん。。と言うことは
ロングディスタンスで引いてくれば釣れるのかもしれないな~と思ったけど実行はしなかった
小バス釣ってもしかたないし、やっぱり自分のスタイルじゃないような気がする
その後は日も高くなりシェイドも無くなってきたので
久しぶりにヘビキャロなんてやってみる
やるなら中村台地だろうけど、日があたって暑そうだし、、とちょっとヘナチョコな(笑)気分
higaさんはあがるらしく、お疲れさまでした~と挨拶交わし合う
その後私は
日陰を求め対岸に移動する しんし君はワンドを出て水中島下流へ大移動
対岸は日陰はあるものの、やはりプア―だと思う
ヘビキャロとSH60を投げて行くが反応が無い
これはつまらん、、と思いラスト30分はやはりトンネル跡近辺と思い戻る
しんし君から電話 どうやら彼はマワタリワンドに行ったらしい
マワタリは私が初バスを釣った思い出の(笑)場所でもあり
実は三井大橋の下流の岬からマワタリワンドは、一番得意な場所でもあるのだけど
最近は行ってない 今度は久しぶりに行ってみようかと思う
ほどなくタイムアップで上陸する
しかし、ターボ君たちの姿が見えない(^_^;)
どこよ?と電話してみると
「なんだか分からないけど山奥の川でアキモトと遊んでます」との事
しんし君と陸っぱりを始める
回りを見渡すと、ほとんどみんなトップウオータープラグを投げている
私はここでもSH60を投げてみると、、第一投目岸際で「ゴン」というあたり
おお~!とあわせるが、横っぱしりされていきなりルアーが外れる
回収したルアーのフックをみると 変えたばかりのトレブルフックが伸びている
でかかったんだろうと思う
その後は無反応
19時納竿
4人でメシを食いながら馬鹿話をして
帰路につく
次はいつだ?津久井湖
ひとまずは来週、丸子橋に出撃予定。しかも連チャンか?


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