2001年2月4日日曜日

国際釣り博 featuring:MC・藤亜以子


「国際釣り博」がフィッシングショーと言う名称で
確か、晴海で行われていた頃私はバスフィッシングにはまり込んだ。

その当時はバスフィッシングを盛り立てて行こう!
と言う気運が高く
アメリカからBASSのTopProも多数来日し、レクチャー等も行っていた
当然日本のTopPro達も各メーカーのブースで熱いレクチャーを行っていた。

今年
本当に久しぶりに、釣り博に行ってみて思ったことがある。
まずそれは、
日本のTopProは、未だに世代交代が無いんだなぁ と言う事だ

12年前TopProだった方々は、今もTopProのままなのだ
それが、まったく「駄目だ」と言う事ではないのだけど
なんだか、不思議な気持ちもある
そして
その方々の現在の姿と昔の姿を重ね合わせて
国際釣り博の会場を徘徊してみた訳だ。

会場に到着したのが14時過ぎだったため
下野さん、村田さんの姿を見る事が出来なくて、少々残念だったが、
今回、私が一番興味を持っていたのは
田辺哲男Proなのだ

田辺プロは昨年、
名実共に世界で通用するバスアングラーで在る事を私達に示してくれた
バスフィッシングと言うカテゴリーの中で
世界最高峰であるBASSトーナメントで結果を残してくれた
それは本当に素晴らしい事で
野球に例えれば
メジャーリーグの一線級の選手で在る事と同じ事だ
「有言実行」
それを成し得る、数少ない本物のアングラーだと言える。
その田辺プロが、日本に戻ってきた
個人的な思いとしては、USAトーナメントで更に戦って欲しかった、、
と言うのが本音だ
しかし、様々な理由があったのであろうけれど
田辺プロは、日本に戻って来たのだ。
その発言と行動は、非常に興味深い。

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田辺プロのレクチャーは14:30-15:30
ほぼ1時間、本当に熱っぽく、休む間もなくDUELのブースで語り続けられた


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話の内容を要約すると
ほぼこう言う事だと思う
曰く
「日本にゲームフィッシングの概念を定着させたい
その為に私は、使命感を持って行動する」
話の核はこの事だ
DUEL製品の説明はそっちのけ(笑)だった
しかし、製品の話よりも もっと根源的で大事な話をしたと思う。
それは、個人個人のゲームフィッシングへの
意識の持ち方の確認と、深慮の提示だ。
田辺プロは語る
「ヘラをやろうと思って、始めたんだよ
魚を釣って食べると言う事が目的ではなく
純粋にゲームフィッシングとして
バスフィッシングより、遥か以前から楽しまれている
ヘラ釣りを、やってみたいと思ったんだよ」
「ヘラ釣りは、楽しいから 今も尚、皆やっているわけだよね
そして、うまく回っているんだよね」

田辺プロは、日本の風土に馴染み
脈々と続いている「ヘラ釣り」から
何かの答え、方法論を見つけ出そうとしているように思う
面白い事には、訳がある。
と言う事を体感しようとしているのだろう。

話は、ゲームフィッシュのバックリミットにも及ぶ
事例として、アメリカの釣り場の事情をあげていく
確かに、
私も思っていた事なのだけど
特には、海の釣りだ、、
「食いきれないほどの魚をKeepする事」への疑問だ。
アメリカでは、魚種別のバックリミットを定めている。
釣り資源を守るためだ
そして、これは最近知った事だったのだけど
「ゲームフィッシュと認定されている魚の、職業漁師による漁が禁止されている」
と言う、衝撃の事実だ。
これは、今の日本では、考えられないほど徹底した考えだ。
バスブームの時
「経済効果、経済効果」と呪文のように、それを盾に
薄っぺらい論理を掲げてブームを正当化しようとしていた風潮とは
まったく次元が違う。
ゲームフィッシングへの造詣と、文化意識の隔たり

田辺プロが目指し
10年、20年かけて、それでも出来るか、出来ないか、、
壮大な、多分自らの生涯をかけるであろう思いの一部が見えた気がした
BASSのレギュレーションへの不安とか、
スポンサードの問題とか
そう言う問題以外に
大きなテーマを持って、日本に戻って来たのだと、少し理解出来たと思う。

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そのDUELのブースでricaさん、専務さんと合流した
higaさんとはMegabassのブースで会ったみたいだ
ひとまず私達は、
一息つきに(タバコだね 喫煙所方面にあるMegabassのブースに向かう

Megabassのブースは、他のブースよりも活気があったような気がする
未だにプレミアム性を保っている唯一のメーカーらしいと言えば、それまでだけど
売上の落ち込んで来た釣り具業界の土俵際で
ふんばっていけているのは、やはり、
「伊東氏の強い思い」があるからだろう
その真剣さがMegabassの核なのだと思う。
と、言う事で
非常に入手困難なMegabassのCatalogueを入手する


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普段は\1500(おぉ~、、、 で売っているらしいが、(店頭で見た事無い(^-^;)
釣り博特別価格\500
[GATE A WAY]
とタイトリングされたCatalogueは、もう、Catalogueと言うよりは
「本」レベルの内容だ
Catalogueですら、熱を持っているような気がする。
このテンションと熱さが
Megabassの全てだろう。
読んでいると高揚してくるので、眠る前には読まないほうがいい
Catalogueの枠を超えたCatalogueだ。

higaさんと合流
ひとまずタバコタイムだ

higaさんは午前中から来ていたとの事だ
Megabassブースで伊東氏のサインをしっかり貰ったらしい
そのhigaさんがわざわざ会場まで握り締めてきた物がある。
それは、、、
DAIWAのTD-Zだ
わざわざリールを持って来たのには訳がある
higaさんは並木Proの大ファンなのだ
しかし、、、並木Proに会いそびれたらしく
後ろ姿に哀愁がただよう、、

私は、ひょいと単独行動をする習性がある
ある意味、協調性が希薄(笑
ただ、今回はこの習性の為に
higaさんのTD-Z会場持参行動にちゃんとオチがついた

ふらふらとDAIWAのブースに行って見た
ステージでは私の好きな宮本Proがレクチャーをしている
何気に、DAIWAブースの裏手に回ってみた
そこに、並木Proがいた
higaさんに電話をかけて呼び寄せた

念願のTD-Zに並木サイン♪タイムだ


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緊張の面持ちで 並木Proのサインを見守るhigaさん

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真剣にサインを書く並木Pro

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何かを語りかけてるHigaさん

無事に終わり記念撮影

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higaさん、断っての希望により higaさんには目隠し
並木Proの目線が外れているのは
ricaさんと同時に記念撮影をしたため(ricaさんの写真はきっとカメラ目線
何故かhigaさんは私の方のカメラ目線

その後、小躍りするhigaさんヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ


そしてまた私は放浪の旅に、、


徘徊して、思った事があるのだけど
人気のあるブースと、それほどでもないブースの差がハッキリと出ていたなぁ、、
終了間際でも特に賑わっていたのは
Megabass
ラッキークラフト
DAIWA
以上3社だ

エバーグリーンは、主だったProが総出演のわりに、寂しい感じがしたように思う
シマノは製品を熱心に見ているお客さんが残っていたが、
誰か目玉の人間が残っていたわけではない

そう言った中でも、比較的人が残っていたのは
EDGEのアングラーズ・リパブリックかも知れない
根強さを感じた

さて、そんな訳で2001年の釣り博も終了した訳だが
なんとなく、今年の釣り業界の様子が分かるような気がする
それは
「個性があり、強い理念があるメーカーは
ちゃんと残るであろう」と言う事だ
人々の金銭感覚が正常になって来ている事を
(良いものには金を出す、と言う 当たり前の事だ
そう言った事が よりハッキリとする年だと思うのだ。
それは、メディアに露出し 中身の薄い行動及び言動を取るProの存在にも言える。
本気とか本心と言う形の無いモノ
スポンサードされた物を売っていく姿勢
様々な事の本質を問われる
そんな年だと思うのだ。

とまあ、なんだかとっても固いリポートになってしまった罪滅ぼしに(^-^;)
[釣り博の華]
の方に最後は登場してもらおうと思う。

私はもう、見た目はともかく、、、
実年齢ではおじさんヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノに足を突っ込んでいるので
ちゃらちゃらした露出の多いイベントコンパニオンには
何の興味も無い(笑)
なので
そこはかとない存在感と知性と美貌じゃないと
心を打たれないのだ( ̄ー+ ̄)

そこで
DUELのブースで田辺ProのMCをしていた
「藤亜以子」さんに登場してもらい
このレポートを意義のあるw 今年最初の長文レポートとして締めくくりたい

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黒鱒の館に
写真掲載を快諾して下さった
「藤亜以子」さんに感謝致します。


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GO FOR IT !

追伸
今後も釣行レポート以外に 何かイベントがあったらレポートしようと思っています。

2001/02/04
「黒鱒の館」管理人

2000年12月13日水曜日

津久井湖 黒鱒の館OLM

日時:00/12/13 水 07:30-16:15 場所:"津久井湖串側放水路周辺"
気温:03-15℃ 表面水温:11℃ 水質:クリア
私の釣った魚:0 同行者:higaさん・ricaさん・専務さん・ようへえくん:0

黒鱒の館第三回OLM~冬の津久井湖編~

一年経つのは早い
あっという間に2000年も終わりだ
よっぽどの気まぐれが無い限り、
今回の~冬の津久井湖編~で本年度のバス釣りは終了なのだ
多分、、きっと?

寝る間も無く、気がつけば津久井湖畔に立っていた
中村ボートは開いていない
、、、さ、寒い。。。
今日はやってないのか?とぼんやり思う
あと10分以内に開かなかったら漁協に行こうか?
などと思っていると
中村のおじさんが面倒を見ている猫達が、みーみー鳴きながら擦り寄ってくる
ルアーを入れてある磯釣りバック(笑)から洩れるワームの臭いに惹かれたのか?
はたまた私の昼ご飯のコンビニおにぎりの臭いを嗅ぎつけたのか?
かなり磯釣りバックが気になっているようだ
う~~~~む。。。
おじさんはまだこない
ricaさんとhigaさんにメールを打つ

ぼーっとしながらねこ達と戯れていると
おじさんが「ネコ※一輪車」を押しながら現れる
おはようございますと挨拶を交わした後
おじさんはおもむろに小屋の前に吊るしてある籠から魚の干物を取り出す
ちぎって皿に盛り始める
猫達の朝食だ
美味そうにむしゃむしゃ食べる猫達を後に
今度はパンのミミが入った袋を小屋の中から引きづり出し水辺に寄っていくと
鳥達がぐわぐわ鳴きながらにじり寄って来る
おじさんがパンを放り込むと、うれしそうにバクバク食べ始める
意外に鳥達の食事の時間は短い
食べ始めたと思ったらすぐに終わってしまった。
ここにも食物連鎖のピラミッドを見たような気がする
食べる側と食べられる側、、
本能に摺り込まれた食事にかける時間の割合
生物に大きなスキが出来るのは
「寝ている時」「食事している時」「生殖行動をしている時」「二日酔いの時(笑)」
通常の状態であればピラミッドの頂点に向かうほど
食事の時間は長いのではないのだろうか?
もちろん例外はあるだろうけど。。。
などとどうでもいいような事を考えているうちにボートの準備ができた
おじさんにお金を払い、さて出陣
ん?待てよ、、水と一緒にパンを食べるから
思った以上に早くお腹が膨れてしまう、、って事もあるな、、
などと思考がぶり返す

湖上に出てみる
微弱だが風がある。
寒い、陸上にいた時よりも「ぐっ」と気温が低い感じがする
水温計を取り出して見て見ると3℃
体感温度は限りなくマイナス。
背中にホカロンを貼って来たのだけど、これじゃ足りない、、と思い腹部に追加
しかし、、それでも寒い。。
そこで、雨具のポンチョを取り出す
これは風を通さない
頭からかぶるとかなり違う
そしてリグを作り始めるが、、今度は指先が凍える(^-^;)、、
仕方ない、、出すかあれを、、、と思い
家でハーフボトルに詰めてきたウイスキーを取り出す
そう言えば、子供の頃愛読していた「釣りキチ三平」に出てくる魚信さんは
初登場の時、サントリーのダルマを飲みながら巨鯉を狙っていたなぁ~
などと思い出す
色々考えたり思い出したりばかりだが、
これはあまり寝ていない時の特徴だ。思考があちこち飛ぶのである。。

通常の二倍の時間がかかってやっとリグのセットが終わる
今日はこの3セットからのスタートだ

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左:Gillの無印スピナベ5/8oz
中央:KICKER EATER
右:3/16ozバレットシンカーのライトキャロ

時間を見てみる

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う~ん前回よりも少なくとも20分は早く湖上の人なのに、、リグり終わったのはこの時間、、
やっぱり普段の二倍時間がかかっている。。寒かったんだなぁ やっぱ、、(^-^;)

そしてまたhigaさん、ricaさんにメールを入れる
higaさんから返信「9:30頃着きます」との事だ
ricaさんの速報掲示板に行ってみると「06:26 出かけま~す」のカキコがあった
とすると?渋滞込みで二時間ちょっと 8:30頃の登場かな?
と思いながら スタートフィッシング
今日は釣る気120%
かなりマジモード
最近すっかり止めていた「ワームの釣り」をメインに組み立てた釣りだ
48時間くらい起きっぱなしだったけど
いざ釣りを始めると寒い事もあって 意外なほど集中できる
寒いな、、と思うたびにウイスキーを飲むが、寒いせいであっと言う間にアルコールが燃焼する。
鐘淵方面を見て見ると紅葉もすっかり終わり、冬の景色だ

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と、まあここまでは時間経過の写真を撮ってあるのだけど
これ以降はマジモード釣り態勢だったので写真が途切れます

中村ボート側 ラブホの下の辺りから串側放水路方面に流していく
今日狙う水深は5M以深
10M近辺を意識しての釣りだ
やっぱり平日の朝じゃ駄目か?ラブホ下
温排水に期待したのだけど、、、
見切って、、
串側放水路に向かう
風もおさまり穏やかな水面

今日の本命は放水路だ
ここは年間を通してバスをストックしている
流れの両サイドをじっくりやってみる

メインはライトキャロでの鱒針使用3in~4inワーミング
フォーリングで狙うのではなく、
ボトム及びボトムをちょっと切った辺りを狙っているので
ロッドはScorpion1650F
ラインは8lb、シンカーは3/16ozだ
5~7Mまではこれを使う
以前もっとも得意とした釣り方だ
本当に真剣にやっている、、
こんな真剣にやるのは随分久しぶりのような気がした。
色々考え事をしながらやっていたのだけど
どんどん集中して どんどん考え事が消えていく、、
水路脇のコンクリートと鉄柵の際でバスがフィーディングした

すかさずバスが移動したであろう方向にキャストする
この場合はフォール&スイミング
しかし、反応が無い
もしかすると思ったよりも移動速度が速かったのかもしれない。
KICKER EATERを結んだDUEL HB66CMに持ちかえる
前方右手側には駆け上がりがある
太陽も昇って気温が上がってきた事もあるので
狙う範囲を広くしてみる
KICKER EATERは好きなルアーだ
少ない助走距離で最大深度に達してくれる
3M~3.5Mの水中をゆっくりとしたロッド操作でポンプリトリーブ
リーリングはルアーを動かして糸ふけが出た分だけ巻き取る
思えばこの釣り方も久しぶりだ、、
津久井湖の釣りで一番得意な季節は
実は春先だ
何故かと言うと、ボトムの釣りが得意なためだ
水温の関係で35CM前後のバスは5M~6Mくらいのボトムに付いている事が多い。
そこで使うのはぺギングしないテキサスリグとライトキャロ。
でも、それ以上のサイズはもうちょっと上にいるような気がする
なので
そのサイズ狙う場合は岩盤でのサスペンドミノ-の釣りになる。
春先はこの二本立て
今思ったのだけど、、
この日のルアーの組み立ては違ったのかも知れない
表面水温は11℃。。。
そうこうしている内に時間は9時を過ぎた
9:30
「着きました~今から放水路向かいますぅ」と
ricaさんから電話が入る
合流して歓談タイム
「この前のルアーのお返しですぅ」と、お手製昼食予定サンドをいただく♪
いや~~ありがとうございます^^/と、すぐさま袋を開けて食べ初めてしまった(笑)
何しろ寒かったので、すきっ腹のままウイスキーを結構飲んでいたので(^-^;)
アルコール以外の物を腹に収めたかったのだ。
ricaさんと専務さんがリグっている間に全部食べてしまった(笑)
リグってる様子を見てみると どうやらスピナベ船(笑)の様相
ricaさんにヘイズの無印スピナベを見せてもらう
専務さんのロッドにはケイテックが結ばれている
林プロらしいスピナベだ。作りが本当に丁寧。
黒鱒と私 ricaさんのHPの速報掲示板にカキコしていたricaさんが驚きの声を上げる
「ようへえくんがこっちに向かってる!♪~」
おお~~♪
どうやら徹夜で仕事をあげての参戦みたいだ
なんだか嬉しくなってくる
ようへえくんが
(生(笑)本人を見てから「ようへえさん」よりも
「ようへえくん」の方がしっくりくるので今後はこうしましょ♪)
黒鱒の館の常連さんになって久しい
とっても生(笑)本人に会って見たかったのだ
常日頃のカキコの文体から推測する本人像は
「やんちゃだけどナイーブなグランジ小僧」と言う
分かりそうで分からない(^-^;)人物像だったのだけど(笑)
はたして?生ようへえくんは?どんなだろう???と期待に胸を膨らませる(笑)
Web上で人と知り合って会ったりするのって怖くない?と言う人もいる
それはその人となりを充分、知らなければ怖い事かもしれない
しかし、文体にはその人が絶対に反映されると思う
その時その時の、心理状態さえ反映されると思うのだ
文体は自分自身の鏡だと
私は思う
文章でその人を知ると言う事は、「姿形に惑わされない」と言う事もある
目から入る情報量は耳から入る情報量より遥かに多いが
耳ではなく、文章とい媒体から得られる情報は
その心の中まで写す
と思う
どんどん話しがそれてしまうが、、今 ここに書いているのは釣行記だ(笑)
と自分に言い聞かせる(笑)
9:30頃に現れるはずのhigaさんは10:30頃に現れた
合流して歓談釣りモード
しばらくして
ついに生(笑)ようへえくんから「着きました~♪」と電話が入る
時間は11:15
中村ボートの桟橋を出て 放水路を目指して進んでくるボート
さて
黒鱒の館OLM本番って感じになってきた
「こんにちわ はじめまして ようへいです」と徹夜明けの元気な挨拶
想像してたよりも細身で、眉毛が細い(笑)
ちょっとはにかんだ笑顔がいい感じ。
ここでOLMご対面歓談モードに入る
思えば、この面子、、怪しすぎる(笑)
基本的に堅気な仕事じゃない人達の集団だ
と私が言うと「ぼ、僕は堅気です!」とhigaさん
まあ、それはさて置き、、、(笑)
ようへえくんは皆と初対面
まずい事に、私は2徹夜したあげく、アルコールが入っていて
ハイテンションだ(^-^;)
声がでかい(笑)話が飛ぶ(笑)怒涛のごとく話す(笑)
ようへえくんがちょっと引いてる(笑)
ひとしきり皆で歓談後
ようへえくんは真剣モードの釣りに入る
気合がビシビシ入っているのが後姿からも分かる
ricaさん、専務さんは水路の沖目でスピナベ船
私とhigaさんは水路近辺のシャロー(と言っても津久井湖なので5M以浅)をシェアする
皆真剣に釣りを再開する
が、しかし
渋い、、
あたりが一度だけあったが、マジもんのショートバイト、、
higaさんもあれこれやっているが、バイトすらない様子。
私は矢口の桟橋方面に移動する
higaさんも放水路から移動して桟橋手前に入る


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放水路にはようへえくんが入る

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おお~~真剣だ♪

ふと横に目をやると

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ピースサインの専務さん
真剣にバス釣りしているように見えるけど
実はワカサギ釣り用の枝スを投げてるricaさん(笑)
そうでしょ?違いますか??違ったら訂正しま~す♪

実はこの頃
私は眠かった、、、、
ウイスキーも飲み干した(ウイスキーボトル半分の量をストレートで)
だから写真を撮る余裕があったのだ。


higaさんとまた歓談モードに入る(笑)
ルアーの話しになる
「持ってるルアーが全然違いますね~(^-^;)」とhigaさんが私のルアーを見て一言
そうかなぁ~ そうかも?と
higaさんの#3700見せてもらってびっくり唖然( ̄□ ̄;)!!
MegabassBOX、、、
#3700がMegabassで埋め尽くされている
yuki itoより持ってるんじゃないか?(笑)と思うほど
おかげですっかり目が冴えた
ワームの話しになって
「印旛沼太郎さんはワームって本当にやらない人なんだなぁ~と思ってました」
との話し

いやいや、なんのなんの(笑)私はワームやらせたら上手いですよ(笑)
と、そこで最近立ち上げた黒鱒のガレージでも紹介しているリーパーを取り出して
higaさんに見せる
入手は困難ですよ~ もう手に入らないですよ~ と強調する
higaさんの目が光る(笑)
そこで、
オリジナルデザインとマイナーチェンジしたもの、各1本ずつ贈呈
さっそくダウンショットをリグるhigaさん再びマジモードに突入
ricaさんにも同じモのを贈呈
なんと専務さんは北浦で、これをラバジのトレラーとして使っていたそうだ(^-^;)
所変われば使い方も変わるもんだなぁ~

そこで、
オリジナルデザインとマイナーチェンジしたもの、各1本ずつ贈呈
さっそくダウンショットをリグるhigaさん再びマジモードに突入
ricaさんにも同じモのを贈呈
なんと専務さんは北浦で、これをラバジのトレラーとして使っていたそうだ(^-^;)
所変われば使い方も変わるもんだなぁ~

そうこうしているうちに14時を回る
再び私も真剣モードに入る
放水路に入る
ようへえくんは寺下に入る
higaさんはどうやら、中沢ワンド手前まで下って岩盤打ちながら上ろう、みたいな様子
ricaさん、専務さんはようへえくんの近く
そこで私は
禁断の(笑)リグを作りはじめる
禁断と言うか、レトロと言うか、、10年前にタイムトリップと言うか(笑)

これだ

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ラパラのヘビキャロ

昔、DD22のヘビキャロを、4番をやっていた事が懐かしい
あの頃、マッドペッパーも無かったなぁ、、ん?あったっけかな?

このリグと心中覚悟(笑)
最後はお前だけさ♪(笑)
まあともかく、投げる 沈める 着底 ステイ ちょっと待って手前に持ってくる を繰り返す
その他にもこれでやれる事はやってみる
が、しかし、、
反応は無い
時間は15:30
移動を決意、中村台地に向かう
ようへえくんは寺下ワンドの入り口でやっている
ricaさん、専務さんもその近辺だ
higaさんもこちらに向かって来ている

中村台地なんて、真面目にやってみるの久しぶりだ
スタンプを探しながらやってみるが。。。
スタンプに掛からない
??もしかすると、、スタンプは無くなった?のかも、、
そうしているうちにricaさんのスピナベ船も、higaさんも台地周辺に集まって来る
時間は16時を回った
後、1投 後1投、、と思いながらやっている
が、無反応だ。
気がつけば
ようへえくん、ricaさん、専務さんはボートを降りていた
タイムアップ、、higaさんと桟橋に戻る

上陸後また歓談タイム
ABUの今江モデルhigaさんがようへえくんに「安く譲ってもいいですよ」と
そしてレベルワインドの話しだ
「投げた時にレベルワインド動くのが、どうも、、」
「あたりまえでしょ!?」と専務さん、ようへえくん、私(笑)
思わず突っ込んでしまった
その後
専務さんはとってもやばい締め切りを抱えていて、戻ってすぐに仕事。との事
どうやらricaさんも締め切り抱え組み
ともかく戻って仕事なのだ
本当にお疲れさまでした^^/と見送った後
ようへえくんは陸っぱり突入モード(笑)
私もどうしようかな?と思ったけど
higaさんと歓談
ようへえくんはバスフィッシングを、
本当の意味での自分の時間をむさぼる様にキャストを続ける
今が冬じゃなければ きっとバスは釣れていただろう
気合を入れて投げる、投げる
そんな時、バックラッシュだ
暗闇の中
ラインをほどこうとするのだが、、、
やっぱライトは必需品でしょと、常備しているライトを手渡す
しかし、ほどけない
そこでhigaさんが解き役をかって出る
バックラッシュは解けそうでほどけない
こーゆうのってもどかしい
あとちょっとで解けそうに見えて解けない糸だ
夏なら簡単に解けたかも知れない。
諦めてベイトは仕舞う
ようへえくんはスピニングロッドに持ちかえる
そしてまだまだ陸っぱり続ける勢い(笑)
higaさんはそろそろ帰りますと言う事
お疲れ様でした^^/
ベンチに座りようへいくんの釣りを見ていた
空には星が増えて行く
そこにあっても、見えなかったモノが見えてきたと言うべきか。

約十分後
ようへえくん納竿
色々話しながら帰路に着く

参加者全員ボーズと言う結果だったが
それはそれでいいじゃない?
釣れないより釣れた方が楽しいかもしれないけど
仲間とワイワイやると言う事
楽しむと言う事
それが一番だと思うのだ

1999年12月27日に黒鱒の館を立ち上げた
もう少しで一年が経つ
最大の収穫は
年齢も職種も違う
実生活の範囲だけでは生まれにくい
世代を超えた「フレンドシップ」が生まれる可能性を
Webと言う世界が取り持ってくれたと言う事かもしれない
higaさん、ricaさん、専務さん、ようへえくん
それと、今回仕事の都合上、参加することの出来なかったよっぴゃちゃん
お疲れ様でした
思いっきり楽しいOLMでした
来年もOLMやって行きますのでよろしくです^^/
来年はちゃんと釣ろう(笑)私

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2000年11月25日土曜日

隅田川 シーバス 1本

日時:00/11/25 土 19:30-22:30 場所:"隅田川佃大橋近辺"
気温:13℃ 表面水温:? 水質:?暗くてわからん。。
私の釣った魚:シーバス40cm一本

思い立っていきなり

前回の津久井湖OLMでhigaさんの指摘があったのだが。。
懲りずに(笑)シーバス釣りに行ってきました
ああ、またこれで黒鱒の館がスズキに浸食される(笑)

冬はシーバスだ(笑)
何故かと言うと、今の時期からバスは難しさに拍車がかかる
ぽっかりといい日に当たればいいけれど、
そんなラッキーは日ごろの行いに左右される(^-^;)
だから冬はシーバスだ(笑)
と言いつつ去年は12月の半ばに印旛沼行ってるし
今年の1月3日には津久井湖で釣りしてるけど(^-^;)

そんなわけで東京湾奥シーバッシングなのだ

金曜日に、ふらっと近所のキャスティングに立ち寄ったら
「え?こんな所でシーバスが?!
サイズを選ばなければ数釣り楽しめます」
みたいな手書きのポイント図が店内のシーバスルアーコーナーに張ってあったのだ
、、、う~ん、、いいかも。。。
行ってみようかも?と思ったのだ

自宅を18時に出て19時には隅田川の辺に立っていた
場所は佃大橋の近辺だ
遊歩道があるので滅茶苦茶足場が良い
湾奥のシーバッシングと言うと、穴場を探して
え、、ここ、、入っていいの?(^-^;)と思うようなトコにばかり行っていたので少々戸惑った
ベンチもあれば、アベックもいるよ~
本当にここで釣れるのか?

まあともかく準備を始める
ロッドはいつもの如く丸子橋で使っているダイワの6.6fの2ピースだ
リールは今回はダイワの右巻きにしてみた

満潮から3時間経過している
潮は徐々に下がっている
この下がり始めが肝心なんだけど
なにしろ始めてのポイントで勝手が分からない。。
1時間以内の勝負だなぁ、、と内心あせりながらも
地道に探って行くしかない

何艘かの係留船があるので まずはその辺りを探ってみる
ルアーはダイワのシーバスハンターIIIシンキング9cmだ
丸子橋ではミスマッチのこのルアーもここではベストだ
ともかく、投げながら上流部に移動してみる
テクトロも併用しながら水門まで行ってみる
、、船以外に目に付くストラクチャーと言ったら、この水門だけだなぁ。。
シーバスをやっていていつも思う事なのだけど
ストラクチャーが薄い。。
私の釣りの基本には「バスフィッシング」があるので
まずは目に見えるストラクチャーを打って行く
そうする事によって集中力を維持出来るのだ
印旛沼と言うフィールドが好きで得意な場所だとすると
それは目に見えるストラクチャーが豊富だと言う事と無関係ではないのだ
と、、、横道に逸れてしまったので戻しましょ
で水門のコンクリート支柱周りを攻め始めたのだけど
反応が無い
、、、潮の動きのためか?フィッシングプレッシャーのためか?
バスもそうなのだけれど、
目に見えるポイントは誰もが責めるためにプレッシャーがある
そしてその釣り場のストラクチャーが薄ければ薄いほど
集中的に叩かれる為 魚が口を使わない事が多い
、、、となると
目に見えるインビジブルストラクチャーは捨てて
違うものを探す事になるのだ
違うものとは何か?
それは「水流のよれ」だ
釣りのキャリアが長い人や、感覚の鋭い人はその重要性が分かると思う
そしてそれを見つける事が出来ると思う
もしくは、無意識にそういう所を狙っていると思う
「よれ」を狙おう、、と思って投げた2投目に来ました

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ジャスト40cmのシーバス
狙っていたサイズは50センチオーバーだったのだけど
でも嬉しいピンとしたシーバスだ
デジカメの電池残量を確かめずに持ってきてしまったのでフラッシュがたけなかった。。

続けて釣りたい!と思ってフックを外そうとしたら
思いの他複雑に掛かっていた、、
単独じゃなくて何匹かの群れだと思うので、あせった
あせったが中々外れない。。
諦めて丁寧にゆっくりと外しにかかった
ここに通っていると思われる人が声をかけてきて、水門に入った
その人が投げるのを見ながら 複雑に掛かったフックを外した
多分、抜き上げてしまったので変に深く刺さってしまったのだろう
ごめんねシーバス君、、
今度からはやっぱりネットを持ってこようと思った
水に戻すと元気に泳ぎ去った
さて、、どうだ?
とキャスト再開
何投かしたが、時すでに遅し。群れは散ったか移動したか。。
水門に入った人が移動する
私も移動する
この近辺の探索が目的だ
佃大橋まで釣り下る
橋の下流は思ったよりも流れがある
そこまで下ってみて、釣れる可能性があるところが
おぼろげながら見えてくる
今度は満潮に差し掛かるタイミングで来てみようと思った
最後にもう一度先ほどのポイントに戻ってみる

目の前には大川端リバーシティ

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こんなところに住むのもいいなぁ
とも思うけど
地震が怖いな。。やっぱりこの界隈

次の釣行は何処かな?
丸子橋か
はたまた
ここか?
はたまた津久井湖リベンジOLMか?

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2000年11月15日水曜日

津久井湖 黒鱒の館OLM

日時:00/11/15 水 場所:"津久井湖中下流部"
気温:15-17℃ 表面水温:13-14℃ 水質:やや濁り
同行者:ricaさん、専務さん、higaさん
私の釣った魚:0

さて津久井湖だ
higaさんからの指摘で「気がつけば丸子橋サイト」(笑)
そうなのだ今年は丸子橋にハマッテしまって
黒鱒の館ならぬ
鯰の館(笑)とか、鱸の館(笑)
丸子橋推奨サイト(笑)になっているのだ
まあそれはそれだけど

と言う事で津久井湖OLMだ
夏に「丸子橋Deオールナイト」をやって以来
黒鱒のOLMとしては第2回だ
今回はricaさん、専務さん、higaさん、管理人の4人でのOLM
ricaさん、専務さんとhigaさんは初顔合わせなのだ
今回の津久井湖は中村ボートから出船
私は一番乗りだ
時間は7:30
あたりを見まわす

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なんとなくいい天気でそんなに寒くもない
中村のおじさんと「最近はどうです?」
「、、そーだねぇ~、、」
「良くないんですね 季節が季節ですからねぇ」
おじさんがノートを取り出してみせてくれる
ここのところは一日一本みたいだ
基本的にヒットルアーはラバジ
まあ、そうだろう
「豚小屋下と鐘淵で出てるよ」との事
なるほど
岩盤パターンなわけだ
今の時期は気温の変化が結構あるから
冬とも秋とも言えず難しい
冬になりきってしまえばそれなりのやり方があるし
秋なら秋のやり方がある
比較的そのどちらにも対応できるのは岩盤パターンだろう
と言うか縦ストラクチャーパターンだ
何故か?と言えば
単純だ
縦の移動でバスはより適した水温層に行けるからだ
これがシャローフラットだったら バスも大変だ
適水温がある所まで縦の移動と横の移動をしなくてはならない
と言う事はおじさんとの話しから分かった
分かったけど 今はそう言う釣りをしようと思わない(笑)
こだわったのは 比較的暖かかったので
やる気のあるバスを求めての「シャロー及び中層の釣り」だ

太陽が顔を出す
時間は8時だ ricaさん達は町田あたりで渋滞の中だ

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さてさて今回用意したタックルは3セット
ScorpionXT1582R→SH60SP(サスペンドタイプのシャッドプラグ)
バイタルステックの5f6inL→WeedMaxの新色3/8oz(スピナベ)
ixorneVSのML→ミートヘッド4in・プロブルーのダウンショット

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中村ボート側から串側放水路方面に流していく
ボトム付近の釣りは放棄しているのでどんどん進む
反応は無い
しかし
やる気はある
そして放水路正面に入る

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しばし色々やってみる
SH60SPで広範囲を探る
ニーリングもしてみる
WeedMaxでも色々やってみる
落とし込む ボトムを這わせる
中層キープ ボトムバンプ
ふーむ、、、なんの反応も無いなぁ~
ダウンショットもやってみる
ワッキースタイルも試してみる
ラバジに変更してみる
う~~ん。。無反応

今度は中村対岸に移動
この辺は矢口ボートの桟橋があったりシャローもあったりして
結構面白いところ

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底の形状は把握しているので
水中の固いストラクチャーを意識しながらの釣り
うーむ、、バスは今自分がメインで釣りをしているよりも下にいる気配
多分水深7M~8Mかな~ 経験上からの推論だけど
となると、タックルのセレクトがまずかった事になる
実は前日最後まで迷ったのがタックルセットだ
ジグロッドを持っていくかどうか、、迷った上で
結局はシャローエリアを釣るのに適したロッドを選択したのだ
まあ、、それが好きなスタイルなのでいいけど
「バスを釣る」と言うのが全ての目的ではないから
それでいい
いいと思いながらも
「やっぱりジグロッド持ってくれば良かった」(笑)と思った

9時にricaさん、専務さんが津久井湖に登場した
二人とも津久井湖は初挑戦に近い(専務さんは中学生の頃来た事があるとの事だ)
二人のボートの中を見て思った事
「荷物が多すぎる(^-^;)」
専務さんは大きいので あの荷物じゃ身動きも取れない う~ん。。
二人ともタックルボックスが大きいので更にスペースが無い(笑)
そうか~、去年ターボ君にバス釣りを教えていた時は
ターボ君のタックルが少なかったから何とかなっていたのだ
男2人が同じボートに乗っていても釣りが出来た
しかし、何度か行くうちにターボ君のタックルが増殖していった
それからは同じボートでの釣りは結構キツクなったのだ
ricaさんも専務さんもタックル持ち(笑)だから
タックルをセレクトしなけりゃ そりゃあボートの上は狭くなるなぁ

しばらく話しをした後
私は対岸水中島と豚小屋下に向かう

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水中島をまずやってみる
う~~~~ん。。無反応
ワームでねちねちやればもしかして?と思わない事も無いけど
今やそう言うのは性に合わない
スピニングタックルも持って来てない
で、今度は豚小屋下を流していく
基本的にはラバジのフォーリング
ピッチングして岩盤フォール~着低~ピックアップ
を繰り返す
たまにSH60SPを使う
オーバーハングした樹木の入り組んだところへは
スピナベorラバジ
ねじ込み方も静かに入れたり
スキッピングで奥の奥にねじ込んだり
でも
う~~~~~ん。。今の所 無反応

にしてもhigaさんがこない
?寝坊か??
と思い何度かメールを入れる
中村ボートから出船する赤いジャケットの男性がいる
三井大橋の方に向かっている
?!higaさんぽいなぁ~
更にメールを入れてみる
う~~ん 反応がない

また放水路方面に戻る
なにやらricaさんたちのボートから怪しいコードが出ている
「それは?」
「魚探ですぅ~」
あ~~そうだ ワンダースワンだ
話しを聞いてみると どうやら意外なほど性能はいいようだ
「今 水深25Mですぅ~ 水深15M付近にお魚がいますぅ~」
とricaさん
なるほど~ 面白そうだなぁ~ 買おうかな~やっぱりワンダースワン。。
でも実はホンデックスのやつで目をつけているのがあるんだなぁ~実は。

メールのセンター問い合わせをしてみると。。
あらあら何処に引っかかっていたのか
higaさんのメールが入っている
やっぱり三井大橋方面に向かっていた赤いジャケットはhigaさんだった
返信メールを入れると「こちらに向かいます」との返事

さてそうして今回の黒鱒の館OLMの面子が集まる

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黒鱒の館バスダービー1位と2位の初顔合わせ
この写真はricaさんの誕生日(一週間前)プレゼントに、と
higaさんがハードルアーのケースを渡し
「好きなルアーおひとつどうぞ ただしズイールは勘弁して下さい(笑)」
と言っているところ
ricaさんステイシーをGet!♪
ならば私もあげましょ~とケースを差し出す
選んだのはダイワのチタンリップのサスペンドミノ-
う~~~んさすが、、高いのはすぐに分かるらしい(笑)
と言う事で誕生日おめでとうございます

和やかなOLM
しかし バスは出ない
しばらく皆串側放水路近辺でねばる

そーだなぁ~
なんと言うか
今の自分にとって「絶対バスを釣りたい」と言う気持ちは薄いのだ
「バスを絶対に釣る」と言う事を目的にするならば
もっとまじめに(笑)釣れる方法を選択するだろう
釣り方も分かっているし。
津久井湖に通って、、ブランクはあるけど11年だ
「何が何でもバスを釣ってやる!」と思っていたのは最初の2年
月に5回は津久井湖に通っていた
マジに
釣り業界に足を突っ込んでもいい!と思ってもいた
でも今はいいんだ
ずっと楽しみながらやって行きたいんだバス釣りを
好きな事を仕事にするのは 今の仕事だけでいい。

higaさんと色々話しながら 場所を移動する事にする
ひとまず三井大橋方面を目指す

そして失態が待っている

行きがけの駄賃のように中村ボートの横のコンクリート護岸の辺りをやってみる
実はこの時期ハードルアーを通す価値が結構あるからだ
何故なのか?は
「水通しと太陽光」にキモがあると思うからだ
何度か通してみる
もしや・・・
と思い護岸を外したところに投げてみる
ぐりぐり ぐりぐり。。
「ぐっ」とルアーが押さえ込まれた。。
?!
根掛りか?
と思った次の瞬間横に走る!
!うわ、、バスだ
合わせ間に合え 合わせ間に合え!と合わせる
乗った?!乗ったか??
更にラインの方向が変わった時。。。
ラインの先の生命感が無くなる。。
。。。。。。。。。。。
思わず声が出る「あ~~~~~~~~~~~~~くっそ~~~~~ぉ」
重みから判断するしかないけど。。
推定は40UPだと思う、、、
後の祭りだ

あまりに悔しかったのでhigaさんに電話する
それでも悔しかったのでricaさんにも電話する(笑)
これですっかり集中力が途切れてしまった、、、
いい時期ならまだ食ってくる可能性がある。。
しかし今の時期、そしてこれから
本当に貴重なワンバイトなのだ。。。
そこで獲れなければ終わりだ。粘っても無意味

せっかくきたワンバイトを逃したショックは大きい
ましてや、自分の選んだ釣り方だ。。
油断大敵

その後本当に久しぶりに三井大橋近辺に入ってみる
小雨がパラついてきた
水流が鈍い
橋脚にアオミドロが付いている
思えばこの低活性 水流が無い事も関係しているだろうと思う
風も無い

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タルジグのしゃくりやら何やら、一通りやってみる
まあ。。無反応だ

雨脚が多少速くなったので橋脚の下で雨宿りだ
なんだか、落ち着く
自分が今 そこに居るのがとってもいい気持ちだ
津久井湖を見渡す
やっぱりいいなぁ、、、と思うのだ
なんでこんなに惹かれるのか?は 正直言って分からない
気まぐれなリザーバーだし
二桁釣行なんて 本当に稀にしかないし
思うようにいかないし
でも 好きだ

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理屈じゃなくて 惹かれるモノはあるんだ
何にでも
そして例えば、好きなる理由を実は解析出来ても
それは意味の無い事だ
そう思うのだ

時間は15:30
後30分で上がりだ
ricaさん、専務さんに声をかけ
中村ボート付近に移動する

さて、上がりだ
ん?higaさんの姿が見えない??
どうやらまだ湖上だ
「今日はお疲れ様でした~」とricaさん、専務さんと挨拶交わし
私は陸っぱりに向かう(笑)
どうにも、ボートを降りた後 陸っぱりしないと落ち着かない(笑)
食後のデザートみたいなものだ

17:00ちょっと前になってhigaさんが戻る
私は陸っぱりしながら higaさんと話しをする

と言う事で
第二回黒鱒の館OLMは全員「ぼーず」(^-^;)で幕を閉じたのである
しかしこのままバスの顔を見ずに終わっていいのか?
「否」である
なので皆さん、年内に再チャレンジしましょうか?
ふっふっふ
ひとまずは、お疲れ様でした^^/

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2000年11月4日土曜日

多摩川丸子橋 東京側バス狙い

日時:00/11/04 土 場所:"丸子橋東京側&川崎側"
気温:20℃ 表面水温:?℃ 水質:やや濁り
私の釣った魚:0

バス狙い

光陰矢のごとし

こうやって釣行記を書くことで あれ?っと驚いてしまったことがある
なんと、、前回の釣行から20日も経っていた。。。
自分の中の感覚ではそんな時間が経っているとは思いもしなかった、、
まさに光陰矢のごとし。。。
と言うわけで
丸子橋に行ってみたわけだ
前日何時の間にか眠ってしまって
真夜中のオンラインは出来なかった
気がつけば土曜の朝だ
それも朝の6時、、、
表を見ると晴れている、、、
ここのところ天気の悪い日が多かった
!釣りに行こう~♪
何気に準備を始める
ラインの巻きなおし
ロッドの清掃
8時30分くらいにしんし君に連絡を入れてみる
、、なんと風邪、、
そう言えば流行っている上に タチが悪い
今日は寝てます、、、とのこと
まあ、仕方ないな。。

ひとまず丸子橋に着く
さて、、、どっちにしようか?
水門を見てみると、閉じている
ならば、前回も入った東京側に行こう
さて、、
満水だ
思ったよりも満水だ(^-^;)
、、、、、、、、、
東京側一級ポイントには先行者
なんとそこは一人しか通れない状態になっている。。
う~む。。
と思っていると
先行者が戻ってくる
「どうでしたか?」とおもむろに聞いてみる
「駄目ですね、、水位が低い時はバスの数も多かったんですけど、、」
「そうですか。。」
と言う事ですんなり入れ替わる
歩ける道幅は45cmくらいしかない。。
ともかく思い通りの場所には入れた
ルアーはやっぱりスピナベ

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極端な話
スピナベはもう「WEED MAX」だけでいい
とことんこのスピナベには惚れた
ロッドも
あいあん横山さんと同じストラテジー64FMにしたい!と思うくらい
このスピナベはいい!

ともかく投げる
支柱に絡むように投げる
支柱の近辺に投げる
支柱にそってフォールさせる
狙いにくい左側も 最近編み出した変なキャストで攻める
そのキャストはサイドキャストのようなアンダーキャスト、、
ピッチングのような低い弾道でルアーを飛ばす
難点は、ちょっとタイミングを誤ると
ルアーをリリースしたとたん自分の右横水面で
ぱしゃ、、、と音がすると同時にバックラッシュしてしまう事かな?
う~む、、、右手一本のピッチング と言うのが一番説明しやすい?かも。。
まあともかく投げる、投げる
が、、沈黙だ。

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前回も思ったことだけど
東京側はラインがすぐに茶色になる。。
低質の問題だな、、これは
常に泥を含んだ水質なのだ。
千葉在住の友人が良く言ってたけど
「千葉でバス釣りすると 竿も糸もすぐ泥だらけになる」
な~るほど、、その感じが分かった
コルクグリップがやたらとこげ茶っぽくなったのは
前回ここで釣りをしたせいだ。。。
見た目は印旛沼よりも透明度が高くて「ステインウオーター」なんだけど
だまされちゃいけない、、


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反応が無いので川崎側に行こうかと思う
バスはきっといるのだろうけど
支柱の先には行く術が無い、、
それと この支柱が良いとすると、、それは夕暮れ間際だと思う

移動
川崎側の丸子橋下流
「バスが釣れた、バスを見た」と言う情報を通い始めてから
丸子橋現地で集めていたから
ポイント選びは迷わない
すっぱりとポイントに入る


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先に見える橋脚は東海道新幹線のものだ
この写真だけで場所がわかる人は、、丸子橋通ってるでしょ?あなた。。

コンクリートブロックにへばりつくように魚が群れている。。
?落ちアユ???
偏光グラス越しに20cm強の魚体
どう見てもキュウリ魚科
ん~、、、、でも 落ちアユかな?
確信できるほど近い距離にはこない

そしてまたスピナベ
何でか?と言うと
ボトムの細かいところが分からないから
と言う理由もある
多少入り組んだストラクチャーでもスピナベならすり抜ける
ボトム形状が良く分からないところで いきなり「ワーム」なんて絶対投げない。
例えばノーシンカーワームなら根掛から無いかも知れないけど
流れもある所では使うのが難しい、、
だからスピナベ
色んな使い方が出来るしね
葦に絡むようにキャストを続ける
魚種不明の魚に当たる、、
「鯉かな~?鯉じゃない?ボラかなぁ~」
葦に投げ過ぎたかな?と思ったときには
目の前のコンクリートブロックに擦りつけるように放りこむ

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それを繰り返すが。。。

「活性が高いのは、ボートを楽しそうに漕いでいるカップルくらいなのかなぁ~」
と思えば、、一人でボートを漕いでいる悲しい男もいる。。。。
「あ、、、あの人は、、、なんで一人で。。」
乗ってみたかった、、、なんて理由では悲しい光景にしか見えない。
正しい丸子橋ボートの乗り方はやっぱ
「カップルでイチャイチャ」だろう

なんて考えながらぐりぐりスピナベを巻いていたら、、、、
いきなり30cmくらいのバスが横っぱしりでブロックの間からルアーにアタック!
!!おお~~~~~~~~
あと数センチ、、、いや、、、数ミリか?
ニアミスで終わってしまった、、、
その後しばらく粘ってみるが、、駄目
丸子橋の方を眺めてみる
旧丸子橋の解体工事が始まっている。


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15時を目処に堰の上流に入ろうと思っていたので
そうする
藪漕ぎの始まりだ

ともかく
前々回ナマズを釣ったあたりを目指して上って行こう!と
わしわしと草むらの中に入っていく
途中までは獣道のようなものがあったのだが。。。
それすら無くなる。。
背丈ほどのススキが密生している。。。
「、、おいおい、、、どないせい言うんじゃい。。」
「まーまー ここは冷静に 冷静に、、」
「おどれは いっつもこうじゃ いっつも後先考えずにつっこんで行きよる」
「まーまー 冷静に」
などと独り言を言ってみる(笑)
にしても。。
東京側から見たときヘラ師が数人入ってたな。。それも今立ち往生している遥か先に。。
どうやっていったんだ??
「ぼけかす ほんまつかえんやっちゃな~ どあほ
んなもんはこの藪の上のグランドから行ったんやろが~ どあほ」
あ、、、そうだ、、(^-^;)
ざくざくと這い登りグランドに出る
。。。。。。。
。。。。。
なんで藪になんか突っ込んでいったんだ?(笑)
芝生をさくさく歩く
快適(笑)
ひとまずヘラ師の所まで行く事にする
「この辺でバスを見たことはありますか?」
「見たことはあるよ、、 けど釣れるのはもっと上の方じゃないかな?」
と年配の方
ひとまずヘラ釣りの邪魔にならないくらいの上手に入る事にする



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う~~~~~~~~~ん。。。
いいのはここじゃないな。。。
そうか、、、もうちょい下手のベンドした所だ。。
でも藪の中だ。。
それも道なんて無い。。
断念してひとまずはここでやってみる事にする
ひとまずスピナベだ(笑)
ボトム
中層
表層
バジング
バンピング
フォール
ファストリトリーブ
まあ、やれる事は全てやってみた
無反応ね。。
ルアーを変えてみる


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時と場合によってはスピナベよりも勝負の早いBHシャッドにしてみる
しか~~し、、
駄目
ヘラ師のおじさんが帰ったので
そこに入ってみる

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対岸東京側にもバス狙いらしい人が2人
その間隔は100mくらいかな
で、その二人のバス狙い青年の間に
活性の高いカップル(笑)
これがまた、、ず~~~~~っと向き合って
キスをするとなが~~~~~い(笑)
う~む。。。
こっちからは
「バサー カップル バサー」
が丸見えで
カップルが見詰め合ってうっとりしている横で
バサーがポッパーを「カポカポ」やっているのが
なんだか、、とっても物悲しく見えたのは秋だからか?(笑)
そーか~。。。あっちはススキに遮られているわけね。


だいぶ暗くなったので。。(辺りがだ、、気分がじゃないよ)
シーバス狙いにチェンジすることにした
詳細は割愛
まあ、ともかく 釣れたのは(掛かったのは)
落ちアユさん22センチ


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「コン」とあたったので
電撃フッキングしたら
尾びれにスレ

20時まで川崎側

飽きたので
東京側に渡る
水門の所をやってみるが。。。
やたらと背筋が寒い。。。。。
なんで??なんでかな、、、
何となく、、いい感じがしなかったので
そそくさと止めて
21時納竿

丸子橋バスを釣るの難しい。
最大の問題は、、
釣りやすい時期に「芋虫毛虫」がいる事だな。。。。
それと、とあるワームのとあるリグがストロングパターン、、
と分かっているのにやらない事かな?(笑)
ああ。。。津久井湖に行きたい
それと真剣にシーバス狙うならもっと下流に行かないと、、
それか、木場かな?
帰り道にそう思う。
でもやっぱり
丸子橋って面白いよ

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