2000年6月30日金曜日

津久井湖 合計15本

日時:00/06/30 金 場所:"津久井湖"
気温:31℃ 表面水温:20-24℃ 私の釣ったバス:0
同行者:しんし君11匹/ターボ君4匹

雨が降って欲しいな、、と


本当に久しぶりの(2ヶ月振り)の津久井湖釣行である
前回は 大減水のため通常の状態ではなかったが
今回は例年通りの夏水位-7m?くらい
「最近津久井湖調子いい」
情報を集めてみると 40cmOver10本 とか 50UPが出ている とか
確かに景気の良い話があった
そして それは事実だった ただし、、の条件付きで。。
思えば以前は毎週津久井湖に通っていた
土日連チャンで、と言う事もしていた
通う事で湖の状態を身を持って体験し そこそこの釣果も上げられるようになった
それが、私が津久井湖を「ホームレイク」だとする理由だった
津久井湖で学んだ事は沢山あって、、
実に まったく状況の違う「湖沼」であっても応用の利く経験をもたらしてくれた
それがその後印旛沼への進出へとつながっていくのだ
でも今や 「津久井湖をホームレイクである」とは、、
言えないのではないかと、、思ってしまったのだ
それは、釣行間隔が開き過ぎて 「狙うべき魚の動きが見えない事」が大きい
でも、まあ、トーナメント出てるわけでもないし、、、、趣味だし、、、
などと 逃げ口上など幾らでも出来るけど
でも、、それでいいのか?と思ってもしまうのだ
う~む。。
と まくらが長くなってしまったけど(^_^;)
本題です
本当に津久井湖久しぶりで、調子もいい♪と情報も得ていて
気合充分 大物対策万全で臨んだ津久井湖で、、「ボウズ」(T-T)/くらっちゃいました
※でもまあ。納得のボウズなので気分はいいです けど日焼けが痛い(笑)※
私のバスが私が推理して導いた場所に「居たけど、居なかった」んです
そう、条件が付いていたのです
前日の天気予報を見て 比較的降水確率が高めだった事に期待して
目標は「40UP5本」と 自分に課しました
スピニングは思いっきり捨てて
ベイトオンリー6セット
これでイケル筈だ、、、、と
水面と水面直下 そして2.5mライン付近までを効率的に探れるセット、、
当然センコーも用意して。。
後は、、「雨」、、
多摩センターを過ぎる頃「今日は多分、、、雨降らない、、」と空を見て思った
津久井湖畔に到着する頃には確信
今更数狙いに変更するのも、、なんだかなぁと思い
ひとまずは小森のおじさんに おはうございますの挨拶をして
タックルをセット
ターボ君は「今日は、ボートって気分じゃなくて 気軽に時間を過ごしたいんです」と
陸っぱりの準備
確かに今の津久井湖の水位なら 充分釣りになる
それと ここ3週間くらいターボ君は仕事に捕まりっぱなしだったので
開放感を味わいたいと言う気分も分かる
と 言うことで
いつもはしんし君&ターボ君が同じボートになるのだけど
今日の彼は昼間では単独 その後 新人君(笑)と同船する予定だった
※けれど新人君、、寝坊で津久井湖たどり着けず※
「どこでやりますか?」としんし君
「俺は大沢対岸でやるよ しんし君どうする?日赤?」
「いや。同じところでやりますよ」
「OK 準備するのに時間かかるから、先にやってて」
その後タックルの準備をしながら しんし君がどんな所に入るかを見ていた
「、、ふっふっふ、、ちがぁ~う ふっふっふ」
などと私 独り言(笑)
準備が終わって しんし君の側へ行って
ルアーのふるい落としを始める
実は これはいつもやる事で、、
現場に来る前 自分が思い描いていたルアーを実際に結び
湖に投げ込んでみて 違和感があるものをチェンジするんです
まあ、、感覚的な事なんですけど。。
気分的には、もう今日は 自分が描いていたような展開にはならないなぁ。。
と言う気分だったけど それでも「もしや、、」が あるかも知れない
悪あがき(笑)って感じでもありますが
で 実はこの時点で
「今日はしんし君に津久井湖バスを釣ってもらおう」と言う事をメインにしようと思いました
思えばターボ君もしんし君も 私がバスの底なし沼にひきずりこんだのですから(^_^;)
責任持たないといかんなぁ~。。。と言う事も忘れてたわけじゃないんです
まあ そんな事をぼ~っと思いながら目星を付けていた場所へ
いきなりメイン会場に入らず(笑)そのちょっと下流から釣り進めて反応を見る
やっぱりこの辺じゃ駄目。。条件が足りないなぁ、、と
私はメイン会場へ(会場と言うほど広いスポットじゃないですけどね)
「水通し+シェイド+縦」
そして
ベイトが溜まり バスの捕食がしやすい所
その場所に入ってみると さらにプラスの要素が近辺にあった
ひとまずは予定通りルアーを入れてみる
変更グラス越しにコバッチーが沢山見える
フォールするセンコーに興味をしめすが 君たちじゃ無理、、
お父さんやお母さんを呼んで来て。。。。
ついでに表層からボトムまで 探ってみる、、
やっぱりなぁ、、、と 思った所で しんし君を呼ぶ
「ここでやってごらんよ」
「ルアーは?」
「3inくらいのワームでノーシンカー
水平フォール、あたりはラインに出るから ラインに注意してね」
とだけ言って私はさらに上流に向かってみる、、が 状況は悪い アオコが発生している
良いのはやっぱり あの15mくらいの区間だけだなぁ。。と思い
対岸に移動しようとしたところで しんし君から第一報
「釣れました」「津久井湖初バスゲットおめでとう^^/」と携帯で
そして私は対岸へ向かう
その途中 しんし君が大きく手を振っている
左手にバスを持っている あっと言う間の2匹目だ
対岸に着く しんし君を見るとまた手を振っている(笑)3匹目(^_^;)
入れ食いだ
思えば10年前 やはり同じようにバスの底なし沼に引きずりこんでしまった
「チームすいません」の面々を思い出す
その中の1人Kenくんと津久井湖で入れ食った事を
思えばあの時もKenくんにとっては津久井湖初バスだった
でも 誰が想像出来ただろうか?
初バス20匹(笑)サイズは30UP混じりの25cm前後だったけど
二人合わせて40匹以上釣ってしまったのだ その時
あれは8月のお盆休みの初日だったなぁ。。。
帰りに山田うどんでメシ食いながらビールを何本かおごってもらったっけ、、
すごく嬉しい顔してたっけな~、、
などと回想にふけりながら ぽつぽつとルアーを打つが、、反応は無い
メインカレントの中央部を何気に見ていると、、
推定50UPがゆうゆうと泳いで行く
駄目もとでルアーを放るが、完全に無視される(;-_-+
行き先はわかっているけど そこを攻略するノウハウが自分に無い。。
しんし君と話をしようと戻ってみる
話を聞くと、さらに数が伸びている(^_^;)、、って おいおいこのままだと20匹超える、、
逐一ricaさんにメールを打っていたのだけど
あまりにもハイペースで数が伸びるので途中で報告ペースを落した(笑)
ほぼ同じ場所で しんし君には釣れても
フル装備の津久井湖仕様の釣り人には釣れていない
そりゃあ そうでしょ、、ふっふっふ
それでも、あれだけのハイペースにもかげりが見えてきた
使っているワームにすれてきた、、と言う理由もあるけど
それよりも、、もっと重大な理由がある
「シェイド」だ
太陽が高くなるにつれ 影は無くなる 当然の事だけど、、
でも 肝心な要素が1つ失われた、その時点でそのポイントは終わった
予定していた新人君の同船は 彼の寝坊によって駄目になったので
「ここは捨てて大沢に入るから ターボ君拾ったら大沢に入って」としんし君に伝える
しんし君はターボ君をピックアップに観光へ戻る
この時間でもシェイドが出来て実績があるのは大沢ワンド
なおかつ 昨日は結構 雨が降っていた、、と 言うことは。。と考えての選択
のんびりと大沢に向かうと ターボ君としんし君の二人はすでにルアーをキャストしている
けど、、それじゃ ボートポジションもポイントセレクトもアプローチもまずい、、
それじゃ釣れないんだ。。
五感を凝らして 気象の変化を感じ 水中の地形の状態を考え 水流をよんで
バスの向いている方向を考え 泳層を考える
「ハンティング」なんだよ釣りも、、
ひとまず二人は置いておいて、さらに奥に入っていくと。。
予想通り 綺麗な水が流れ込み その水を求めたバスが大量にいる。。
本当に久しぶりに 大沢でクリアな水で沢山のバスが泳いでいるのを見た気がした
小バスがボートの後を着いてくる。。。好奇心のかたまりみたいな、、、
小バスはかわいい
私はそう思う なんとなくネコを連想してしまうのは、私だけじゃないような気がする。
30cmくらいのも混じっている
その数、、30~40匹
なんだか それを見たら 釣る気が失せてしまった、、、
なんとなく、、 よく分からないんだけど 幸福感?と似たような。。
満腹感とも似たような(笑)
そんな気分になってしまって。。
ひたすら水中観察とターボ君としんし君の釣り方を見て小言(笑)を言うだけで
自分はパラリ、パラリと 思い出したようにルアーを投げるだけになってしまった
ターボ君にも津久井湖初バスが来た「おめでとう」
20センチを切るような見事なコバッチーだったけど
彼にとっては苦節10ヶ月目の津久井湖バスなのだ
本当はもっと津久井湖らしい大きなバスを釣らせてあげたい
と、思っていたのだけれど ま、バスはバスだ
しんし君も「スゴイミノ-」で1匹追加 彼の中でスゴイミノ-の信頼度がまた上がる
頼りになるルアー 切り札的ルアーを持つ事は大事だと思う
結局16:30までにターボ君は大沢で3匹<うち1匹は27cm
しんし君は2匹でトータル11匹 多分今日の津久井湖でサイズはともかく、
「一番バスを釣った男」だったろうと思う
これで彼は、さらなる深みへ(笑)ずぶずぶと 入っていくだろう
ボートを返して 陸っぱり
私は眠くて、、船着場のコンクリートの上で15分ほど爆睡(笑)
やっぱり 津久井湖はいい、、
やっぱりここは私のホームレイクだと思う
色々な要素がある 難しいリザーバーだけど、、そう思う
ターボ君が1匹追加 これでトータル4匹
良かった良かった
自分が思い描いていたようなゲームメイクは出来なかったけれど
なんだか とても満ち足りた気分で
「山田うどんのかき揚げセット」もうまくて(笑)
帰路についた
後で聞いたのだけれど、
三井大橋の橋脚で推定50cm前後のランカーを獲った津久井湖の手ダレを
陸っぱリ中のターボ君がバックラッシュ(笑)をほどきながら
目の前で見たとの事
ですね、、あそこにいるのは分かっているけど
キャッチするのは難しい
獲る人は獲るんです